先日、Chromeブラウザで英語のライブキャプション(自動字幕起こし)機能を使えるようになりましたが、この機能はChrome OSを搭載するChromebookにも提供されます。
Chromebookでライブキャプションが使えることは昨年2月頃からわかっていましたが、どうやら最近のChrome OSアップデートによってフラグを有効化することで、すでにChromebookでもライブキャプションが利用できるようになっていました。
一応、Stableチャンネルにある「Google Pixelbook」を使ってライブキャプションを試しましたので、おそらく他のChromebookでもフラグを有効化することで使うことはできると思います。
ライブキャプション機能を使うためには、まず chrome://flags#enable-accessibility-live-caption をEnabledに変更し、再起動させます。
その後、Chrome OSの設定画面から、[ユーザー補助機能]内にある[字幕]を選択肢、字幕文字起こしをオンにすることで使うことができます。
ただ、現状ではブラウザのChromeと同じく英語のみ対応となっています。
この機能をオンにすることで、例えばYouTubeなどで英語音声の動画を再生すると画面上で自動字幕起こしによって字幕が表示されます。
いまの時点では、字幕を表示させる機能だけとなっていますが、いずれAndroidと同様に音量スライダーの横にライブキャプションを配置してアクセスできるようになり、トグルをクリックすることで機能のオンオフを切替できるようにもなるようです。
さらに今後、英語以外にフランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語が追加されることが報告からわかっていますので、期待したいと思います。
これで海外の発表会などのライブストリーミングを見るときでもかなり楽になりますね。
Source: Android Police