Lenovoが日本国内にて、11.6インチのコンバーチブルタイプ「Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook」、13.3インチのコンバーチブルタイプ「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」、そして14インチのクラムシェルタイプ「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」の3機種を発表しました。
海外では同スペックのモデルが別名称でリリースされているので、日本でも遅れて登場したということになります。
これら3機種とも発売日は12月3日を予定しており、ビックカメラ(楽天ビック)などで予約を開始しています。
それぞれの機種のスペック
それぞれの機種のスペックと価格について簡単にまとめておきます。
Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook
Flex 360i Chromebook | |
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 タッチ対応 |
CPU | Celeron N4500 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×2 HDMI イヤホンジャック |
Webカメラ | 720p プライバシーシャッター付き |
ネットワーク | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 最大10時間 |
サイズ | 285.5×18.45×205.2mm |
重さ | 1.25kg |
価格 | 49,500円 |
自動更新ポリシー | 2029年6月※ |
「Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook」は、5万円以下の価格でコンバーチブルタイプ、スタンダードなスペックのChromebookです。
IPS方式を採用しているため、Lenovoの低価格&コンパクトモデルにありがちなディスプレイの見づらさみたいな点が解消されているはずなので、期待できると思います。
1.25kgと軽量でプライバシーシャッターやHDMIついている点も珍しいですが、USB-Cポートが一つしかないようなので、そこが使い勝手の良さにどう影響するかが気になるところです。
自動更新ポリシーについては2029年6月と思われますが、2028年という可能性もあるのでご注意ください。
「Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook」はビックカメラや楽天ビックで予約開始されていますので、チェックしてみてください。
- ビックカメラ
- 楽天ビック
Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook
Flex 560i Chromebook | |
ディスプレイ | 13.3インチ IPS 1,920 × 1,080 タッチ対応 グレア |
CPU | (1) Celeron 6305 (2) Core i5-1135G7 |
RAM/ストレージ | (1) 4GB / 64GB eMMC (2) 8GB / 256GB M.2 SSD |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 イヤホンジャック |
Webカメラ | 720p プライバシーシャッター付き |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | USIペン対応 |
サイズ | 310×16.95×212mm |
重さ | 1.38kg |
価格 | (1) 68,200円 (2) 104,500円 |
自動更新ポリシー | 2029年6月 |
続いて13.3インチのハイスペックモデル「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」で、現行モデルからインテル第11世代のCPUに載せ替えたようなイメージです。
今回も2つの構成が用意されていて、スタンダードの上位クラスとなるCeleron 6305と4GBRAM、64GB eMMCを搭載したモデルとCore i5-1135G7と8GBRAM、256GB M.2を搭載するハイスペックなモデルとなります。
どちらもUSIペンをサポートするコンバーチブルタイプで、性能面のバランスもよく1.38kgと軽量で持ち運びしやすいモデルですが、上位モデルは指紋センサなどのプラスαはなく、やや高めの印象を受けます。
価格は下位Celeronモデルが68,200円、上位モデルが104,500円となっていて、こちらもビックカメラ(楽天ビック)にて予約を開始しています。
- Celeron 6305/4GB/64GBモデル – ビックカメラ
- Celeron 6305/4GB/64GBモデル – 楽天ビック
- Core i5-1135G7/8GB/256Gモデル – ビックカメラ
- Core i5-1135G7/8GB/256Gモデル – 楽天ビック
Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook
Slim 560i Chromebook | |
ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920 × 1,080 タッチ ノングレア |
CPU | (1) Pentium Gold 7505 (2) Corei5-1135G7 |
RAM/ストレージ | (1) 4GB/128GB PCIe NVMe (2) 8GB/256GB PCIe NVMe |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 イヤホンジャック |
Webカメラ | 720p プライバシーシャッター付き |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 最大10時間 |
その他 | バックライトキーボード |
サイズ | 324×16.6×221.3mm |
重さ | 1.49kg |
価格 | (1) 68,200円 (2) 99,000円 |
自動更新ポリシー | 2029年6月 |
3つ目の機種は、14インチのクラムシェルタイプ「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」です。
こちらも13.3インチモデルと同じくスタンダードでも上位に位置するモデルとハイスペックの2つですが、ベースモデルがCeleronではなくPentium Gold 7505と4GBRAM、128GB PCIe NVMeストレージを搭載しているため、ほぼハイスペックと呼べるものです。
上位もインテル第11世代のCore i5-1135G7と8GBRAM、256GB NVMeストレージを搭載しているため、国内で販売されているChromebookの中でも最上位クラスの性能と言えますが、USIペンや指紋センサなどの機能は搭載していません。
ただし、価格は前述の「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」と大きく変わらないため、コンバーチブルタイプやペンの利用が必須でなければ14インチの「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」が良い選択肢となりそうです。
また、珍しく?重さも1.5kgを切っているため、持ち運べないほどではありませんので、使い勝手が良さそうなモデルになっていると思います。
価格はPentiumモデルが68,200円、Core i5モデルが99,000円となっていて、これもビックカメラ(楽天ビック)で予約購入が可能です。
- Pentium/4GBRAM/128GBモデル – ビックカメラ
- Pentium/4GBRAM/128GBモデル – 楽天ビック
- Core i5/8GBRAM/256GBモデル – ビックカメラ
- Core i5/8GBRAM/256GBモデル – 楽天ビック
ということで、本日(2021/11/30)にレノボ・ジャパンから発表された国内向けChromebookの新モデル3機種の紹介でした。
今回発表されたモデルの中では、11.6インチの「Flex 360i Chromebook」を除きベースモデルでも十分に良い性能を発揮してくれると思いますので、予算が許す限りでなければ、ベースモデルを選択するほうがオススメです。