国内外でも数が限られているLTE対応のChromebookですが、今回は米国でコンシューマー向けとして「Lenovo 300e Chromebook LTE」の1機種が追加されます。
「Lenovo 300e Chromebook LTE」は、米国の通信事業者であるAT&Tを通じてリリースされ、9月10日からオンラインや実店舗などで419.99ドルにて販売されます。
国内でも「Lenovo 300e Chromebook Gen 3」が取り扱われていますが、LTE-Advancedに対応しているものの、一般向けではなく文教向け要素が強いのが残念です。
貴重なLTE対応Chromebookに興味を持つ人もいると思いますが、米国で販売される「Lenovo 300e Chromebook」がそのまま日本でも利用できる(バンドが対応している)かは、現時点ではわかりません。
これまでの「Samsung Chromebook Plus」など北米市場向けにリリースされていたLTE対応Chromebookは、ほとんどが日本とバンドが合わないという問題があるので、もし輸入するにしても注意が必要です。
また、今回の「Lenovo 300e Chromebook LTE」のスペックについては全てが明らかになっておらず、11.6インチのHDディスプレイ、4GBRAM、32GB eMMCストレージ、47Whバッテリーということしかわかっていません。
プレスリリースの画像を見ると、日本でいう「Lenovo 300e chromebook Gen 3」のようです。
価格から考えるとLTE対応モデルとして419.99ドルと安価なため、一部の海外メディアなどでもMediaTekかAMDを搭載するモデルではないかと伝えられています。
ただ、低価格でもCeleron N4500を搭載した「Samsung Galaxy Chromebook Go」の例もありますので何とも言えないところです。
同じようなモデルが日本国内でも販売されるかどうかはわかりませんが、出たとしても文教・法人向けとなりそうなので、一般向けに期待ができないのは残念です。
日本だと新しいLTE搭載モデルは高価なものが多いので、もう少し安価に購入できるモデルがあっても良さそうです。
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スペック
2021/08/25、「Lenovo 300e Chromebook AMD w/LTE」のスペックが公開されました。
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 x 768 タッチスクリーン |
CPU | AMD 3015Ce |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×2 イヤホンジャック HDMI |
Webカメラ | プライバシーシェード付き |
その他 | 4G-LTE対応 |
Source: AT&T プレスリリース