Google Pixel 11 シリーズでは、これまでの Samsung 製 Exynos モデムから MediaTek M90 モデムへとアップグレードされましたが、一部のユーザーからモバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetooth における接続の問題が報告されています。
今回のモデム変更で、長年 Pixel シリーズを悩ませてきた接続の問題が解消することが期待されていましたが、まだ問題が残されている可能性があります。
記事執筆時点では、Google からこの問題に関するコメントや対応はありません。
発生している問題
Reddit では、5G のアイコンが表示されているにもかかわらずインターネットに接続できない、Wi-Fi に接続できない、Wi-Fi の速度が低下するといった問題が複数報告されています。
- デバイスをしばらく放置した後、5G 接続と Wi-Fi 接続が切れる
- 同じキャリア・同じ場所での利用にもかかわらず、以前の Galaxy シリーズより通信の品質が悪化
- Wi-Fi の速度が遅く、2.4GHz と 5GHz のネットワークが頻繁に切り替わる
- 数分で Wi-Fi が接続できなくなり、トラブルシューティングを試しても改善しない
筆者の Pixel 11 Pro も Pixel 10 Pro に比べてモバイルネットワーク (povo) の電波感度が悪くなったり、Wi-Fi の電波受信も不安定になったように感じています。ただし、実害があるほどの影響ではなく、通信自体や速度は安定しています。
影響の範囲と回避策
今回の報告は一部のユーザーに限られており、Android Authority の検証では前世代 (Pixel 10 Pro) より弱電界での電波保持や通信速度、省電力性が向上したというテスト結果も出ています。そのため、MediaTek のモデム自体に原因があるとは判断できません。
キャリアとの相性、基地局からの距離、周辺のネットワーク環境、ルーターやファームウェア、個体差など、複数の要因が影響している可能性があります。
現状の回避策として、[設定] > [ネットワークとインターネット] > [接続の自動調整] にある 2 つの設定をオフにしてから再起動し、Wi-Fi 設定をリセットする方法が一部のユーザーから報告されています。
Google の対応状況
現時点では、Google からこの問題に関する公式なコメントや対応はなく、原因なども分かっていません。
いまのところ Pixel 11 シリーズや MediaTek モデムのせいとも言えないことから、今後問題として修正されるかは不明です。











