以前お伝えした、ChromeOS 144 において Chromebook の設定から「Android アプリの開発」セクションが削除され、ADB デバッグが利用できなくなった問題について、ChromeOS 146 のメジャーアップデートにて修正されたことを実機で確認しました。
当初、この変更は意図的な仕様変更ではないかと懸念されていましたが、Google は誤って機能を無効にしてしまった「バグ」であることを認め、修正を進めていました。
IssueTracker で Google がミスを認め、修正へ
この問題は、ChromeOS 144 のアップデート以降、通常モード(検証済みモード)の Chromebook で [Linux 開発環境] 内の設定にあった [Android アプリの開発] トグルが表示されなくなり、ADB デバッグを用いたローカルでのアプリテストができなくなったというものです。
当時、Chromium のソースコードやコミットログには関連する ADB の UI などを「時代遅れ(obsolete)」として削除する旨が記載されていたため、今後は開発者モードへの移行が必須になる意図的な仕様変更だと思われていました。
しかし、Google IssueTracker に投稿されたユーザーの問題報告に対して、Google の担当者が「この機能は誤って無効化されたものであり、再有効化に向けて作業を行っている」と回答していました。

ChromeOS 146 アップデートで機能の復活を実機で確認
その後、Google は 145、146、147 ブランチに修正をマージしたことを明らかにしていましたが、本日リリースされた ChromeOS 146 のメジャーアップデートにて、設定メニューに再び「Android アプリの開発」のトグルが復活していることを筆者の実機でも確認しました。

これにより、以前までのように通常モードでも ADB デバッグが利用可能になっています。
手軽に Android アプリのテスト環境を構築できる機能が失われることは、開発用デバイスとしての Chromebook の大きな利点を削ぐことになりかねませんでした。
なお、今回のアップデートに含まれるその他の変更点やバグ修正については、ChromeOS 146 のメジャーアップデートに関する記事もあわせてご確認ください。


