最近、Google Pixel スマートフォン向けに配信された システムアップデート(Google Play 開発者サービス)を適用した後、Bluetooth や Wi-Fi、カメラなどの主要機能が正常に動作しなくなるという報告が海外で急増しています。
通常、アップデートは機能改善やセキュリティ向上を目的とするものですが、今回は逆に重大な不具合を引き起こしている可能性があるため、まだアップデートを適用していないユーザーは少し様子を見たほうが良いかもしれません。
Google も問題を認識しているようですが、修正対応などについてはまだアナウンスはありません。
Pixel 10 および Pixel 8 シリーズで報告多数
Android Authority の報告によると、ここ数日の間に「アップデート直後からスマホの挙動がおかしくなった」という Pixel ユーザーからの報告が相次いでいるとのことです。
特に報告数が多いのは最新の Pixel 10 シリーズ ですが、 2 世代前の Pixel 8 シリーズ でも同様の症状が確認されており、影響範囲は特定のモデルに限らない可能性があります。
ユーザーが報告している主な症状は以下の通りです。
- Bluetoothが機能しない:接続ができなくなる、あるいはオンにできない。
- Wi-Fiが繋がらない:ネットワークを見つけられない、接続が切れる。
- カメラが起動しない:写真や動画が撮影できなくなる。
Reddit や Google の公式ヘルプコミュニティでも、「突然 Bluetooth と Wi-Fi が死んだ」といった報告が複数上がっています。
原因は「Google Play 開発者サービス」か
Google 公式からの詳細な発表はまだありませんが、コミュニティでは原因に関する検証が進められています。
ある Pixel 8 Pro ユーザーの投稿によると、この問題には「Google Play 開発者サービス」が関与している可能性が高いことを指摘しています。
これは、バックグラウンドプロセスが一度に大量のファイルを開いてしまい、システムのリソースを食いつぶすことで、他のシステム(通信周りやカメラなど)の動作を阻害しているのではないかと推測されています。
Google も問題を認識、修正待ちの状態
現時点で Google はこの報告を認識しているようですが、公式な発表や修正時期については明らかにされていません。
もし、Pixel 10 や Pixel 8 で、最近アップデートをしてから「Bluetooth が繋がりにくい」「カメラが落ちる」といった症状が出ている場合、それはデバイスの故障ではなく、今回のソフトウェア不具合である可能性が高いです。
現段階での対処法としては、Google からの修正アップデート(あるいは Google Play 開発者サービスの更新)を待つしかありません。
記事執筆時点で、筆者の Pixel 10 Pro Fold (開発者サービス v26.03) は今回の問題は発生しておらず、Pixel 10 Pro (Android 16 QPR3 Beta 2) にも影響はありませんでした。


