Pixel Watch で通知遅延などの問題が報告。Wear OS 5.1アップデート後に発生

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Google は 2025年3月、Pixel Watch シリーズ向けに Android 15 ベースの Wear OS 5.1 アップデートをリリースしました。このアップデートは多くのユーザーに展開され、いくつかの新機能も追加されましたが、同時にいくつかの不具合も報告されています。

Android Police によると、Reddit 上では複数の Pixel Watch 3 ユーザーなどが、Wear OS 5.1 アップデート後に通知の遅延やパフォーマンスの低下を訴えているとのことです。また、Fitbit アプリとの同期がうまくいかず、データが反映されないケースもあるようです。

さらに、一部のユーザーはウォッチフェイスをカスタマイズしようとするとクラッシュが発生し、色やコンプリケーションの変更ができなくなる問題も起きています。

中でも通知の遅延に関しては、影響を受けているユーザーが多いようで、私の Pixel Watch 3 でも、通知が遅れて届いているような印象があります。現時点でこれらの問題に対する明確な解決策はなく、デバイスのリセットを試して一時的に改善しても、再発することがあるようです。

3月のアップデートでは Pixel Watch に大きな変更が加えられており、これが原因のひとつと考えられます。ただし、Google は現在この問題を正式に認識しておらず、バグとして公表もされていません。

スケジュール通りであれば、次の Wear OS アップデートは 2025年6月に予定されています。もし今回の問題が修正されなければ、それまで待つ必要があるかもしれません。ただ、多くのユーザーがフィードバックを送れば、月次アップデートで早めに対応される可能性もありそうです。

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Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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