Chromecast (第2世代)と Audio に「信頼できないデバイス」と表示されキャストができない問題が発生

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過去24時間、Chromecast (第2世代) および Chromecast Audio ユーザーから、動画コンテンツやオーディオをキャストできない問題が発生しています。

更新情報

2025年3月14日 ː Google が問題を修正するアップデートを展開しました。詳細はこちら

2025年3月13日 ː Google は原因を特定しており、メールで謝罪と修正中であることをユーザーに連絡しています。詳細はこちら

2025年3月11日 ː Google が問題を認め、修正に取り組んでいることを明らかにしています。詳細はこちら

この問題は、YouTube や YouTube Music などのアプリのキャスト先として、Chromecast (第2世代)と Chromecast Audio を選択すると、「信頼できないデバイス : ◯◯を確認できませんでした。デバイスのファームウェアが古くなっていることが原因の可能性があります」といったメッセージが表示されます。

このダイアログボックスは閉じることしかできず、他の選択肢はありません。そのため、問題が発生しても回避策や、再起動、リセットなどの指示もないため、一部のユーザーは Chromecast (第2世代)のサポート終了の発表であると不安視しているようです。

しかし、第1世代のときにはこのような発表は行っておらず、第1世代もキャストを含め通常どおり動作しているため、今回の現象はバグである可能性が高いです。

現時点では、Chromecast (第3世代) などの新しいモデルでは影響を受けておらず、第2世代と Audio に限られた問題のようです。

なお、Reddit のユーザーの報告によれば、Google のサポートに問い合わせたところ Google は問題を認識しており、修正に取り組んでいると返答があったことを伝えました。おそらく、Google がサーバー側のアップデートによって修正するものと思われますので、不便ではありますが、暫く待つ必要があります。問題の起きている2台は、2015年9月の同じイベントで発表され、ファームウェアは他の Chromecast と同じ 1.56.x で動作しています。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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