Google Pixel で「アンビエント表示」がオフでもバッテリーを消費するバグが発生。問題は修正中

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一部の Google Pixel ユーザーから、ロック画面に時間と情報を常に表示する「アンビエント表示 (アンビエントディスプレイ)」がオフになっているにもかかわらず、バッテリーの消費が早まるという問題が報告されています。

この問題は Reddit などで話題にされており、一部のユーザーはアンビエント表示の機能をオフにしていても、バッテリー使用量の統計情報で総バッテリーの10〜15%を消費していることを報告しています。

「アンビエント表示」は、ロック画面でも時間と情報を常に表示するようになり点灯し続けることに変わりないため、バッテリーの使用量は自然と増えます。そのため、このような機能が必要なければオフにすることでバッテリーの消費の影響は抑えられるはずです。

しかし、影響を受けているユーザーはオフでも使用量の上位に「アンビエント表示」があるため、何らかあの問題が発生していると考えるのが自然です。なぜこのような現象が発生したかは不明ですが、影響を受けている多くのユーザーはこの機能をオフにしたり、電源を再起動しても解決にはならず、初期化しても問題は解決しないことを伝えています。

一方、Google はすでにこの問題について対応していることが確認され、さらに問題の原因を特定したとして、先月中旬にはベータ版のアップデートで修正されたことも確認しています。そのため、この問題の2025年3月のアップデートで解決する可能性があります。

もし、手持ちの Pixel スマートフォンでバッテリーの消費が早いと感じたら、アンビエント表示が一因である可能性があります。解決にはアップデートを待つしかありませんが、どうしようもなければ、一時的な回避策として「スマートフォンをタップしてチェック」などロック画面の機能をオフにすることなどが挙げられています。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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