今月末にChromebookをはじめとするChrome OSデバイスは、Stable Channelにいる場合、6週間ごとのメジャーアップデートから4週間毎へのアップデートに切り替わります。
しかし組織で使っている場合や最新の機能を使用しない場合など、アップデートされない方が好ましいこともあります。
そこでGoogleは、教育機関向けおよび企業向けに”6ヶ月ごとの更新を受け取る”ことになるLong-Term Support(LTS) Channelを追加することについて、Google Cloudの公式ブログで説明を公開しました。
Chrome OS LTS Channelでは、セキュリティアップデートは随時受け取りますが、UIやUXを変更する可能性のある更新を4週間毎ではなく6ヶ月ごとに発生します。
Googleはユーザーには新機能や新しいUXを得られるよう4週間ごとのStableをお勧めしているものの、組織のニーズに合わせてセキュリティを損なうことなく、より遅いリリースサイクルを求めている場合にはLTSを活用するようにと伝えています。
なお、Google管理コンソールからデバイスのChannelを変更することで、必要に応じてLTSから4週間ごとのStableに戻すなど移行が簡単にできるようになっています。なおこの機能は数日中にGoogle管理コンソールに展開される予定です。
またデバイスを特定のOSバージョンに固定するオプションも引き続き提供されていますが、固定するよいもLTS Channelに切り替えることをGoogleは勧めています。
詳しくはGoogle Cloud ブログをご覧ください。