先日、Google Workspaceユーザーを対象にWeb版のGoogleカレンダーがオフラインをサポートすることを、Googleが公式ブログにて更新を明らかにしています。
これによって、ネット接続ができない場所に移動したときや旅行中などであっても、オフラインでGoogleカレンダーを確認することができるようになりました。
すでにスマホなどでアプリを入れている方には恩恵は少ないかもしれませんが、ChromebookなどでWeb版Googleカレンダーを使っている人にとっては朗報かと思います。
Googleカレンダーのオフラインサポートを有効にするには、Google Workspace利用者であることが前提で、2021年1月25日から段階的に機能を展開していき、最終的には2月中で展開を完了することが予定されています。
なおこの機能は常時オンとなるようですが、管理者側でオフにしたい場合は”管理コンソール”の”アプリ”から、”Workspace”、”Googleカレンダー”を選び、詳細設定からカレンダーのオフライン使用を許可のチェックを外すことでオフにできます。
ただ、管理上は常時オンになっているものの、利用者はデバイスごとで有効にする必要がありますので、Web版Googleカレンダーの設定からオフラインという項目内にある、”オフラインカレンダーを有効にする”のチェックボックスを切り替えることで利用可能になります。
なお、今回対応するGoogle Workspaceのアカウントは以下のとおりとなっています。
- Workspace Essentials
- Business Starter
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- G Suite Basic
- G Suite for Business
- G Suite for Education
- Enterprise for Education
- Nonprofits customers
現時点ではフリーのGoogleアカウントでは使用することができませんが、Googleのことなのでいずれは使用可能になると予想しています。
Web版のカレンダーでオフラインサポートを行ったということは、今後カレンダーアプリもPWA化していくことが想定されますので、より使いやすく便利になっていくことが期待できます。
詳しい内容はGoogle Workspace Updateをご覧ください。