「G Suite」が「Google Workspace」にブランド名を変更し、様々なGoogleサービスとの連携を強化

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Googleは本日、Officeアプリスイートである「G Suite」を「Google Workspace」とブランド名を改め、Gmailやドキュメント、Meetなどを含む多くのアプリケーションの連携を深めて統合を目指すようです。

この一端は、GmailとMeetを統合したことにはじまり、Meetのピクチャーインピクチャー機能をGmailとChatに導入することが明らかにされたりと、複数のアプリケーションを使うために一々タブやウィンドウを切り替えたりせず、一つのアプリケーションから様々なアプリケーションを連携して利用できるようになり、より多くの作業を行えるようになります。

新しい機能には、Chatとドライブのゲストアクセス機能を利用して、チャットルームからドキュメントなどを動的に作成しゲストと共同編集できるようになったり、新しいタブを開かずにリンクされているファイルをプレビューできるなどがあります。

さらにドキュメント内で誰かに名前付きリンクでコメントすると、スマートチップに連絡先の詳細が表示され、メールやチャットなどで連絡するアクションも提案されるようになります。

もちろん、これまでのG Suiteアプリが使えなくなるということではなく、あくまでブランド名の変更と新機能が追加されて、よりコラボレーションしやすくなっているということです。

まずは有料ユーザーが新しいGoogle Workspaceの利用が可能になり、今後数ヶ月以内には一般ユーザーにも提供される予定となっています。

基本的にはChromeなどのWebブラウザ上で動作するGoogleのアプリに焦点が当てられていますので、ChromebookでもGoogle Workspace(旧G Suite)がもっと使いやすくなると考えて良さそうです。

すでに日本のGoogle公式ブログで新しいGoogle Workspaceの紹介がされていますので、詳しいことはそちらをご覧ください。

https://cloud.google.com/blog/ja/products/workspace/introducing-google-workspace

また英語ですが、以下の公式記事も御覧ください。

https://gsuiteupdates.googleblog.com/2020/10/introducing-google-workspace.html

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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