今年に入ってようやくGoogle認定のChrome OSアクセサリ「Works with Chromebook」が正式に始まりました。
様々なメーカーがChromebook、Chrome OS向けの周辺機器ということで、既存のものから新しいものまで対応を明らかにしていますが、意外と少ないのがChrome OS専用配列となったキーボードです。
ChromeboxやChromebaseをリリースしているメーカーはもちろんですが、ロジクール、Brydge、Belkinなど一部のメーカーだけがキーボードをリリースしている状態です。
ところが今回、どうやらすでにDELLが独自配列のChrome OS向けキーボード「Dell Wireless Chrome Keyboard – KB5220W-C」を海外で発売していたことがわかりました。
Latitude Chromebook Enterprise の配列
公式の画像がかなり小さいので分かりづらいところですが、配列は単なるChrome OS向けの配列ではなく、国内でも発売されている「DELL Latitude Chromebook Enterprise」シリーズと同じく言語切替キーとFnキーが搭載され、テンキー付きのオリジナルなキーボードとなっています。
カーソルキーなどの位置は違いますが、スペース左側は同じ配列ですので参考までに「DELL Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise」の実機キーボードを並べておきます。
キーボードの側面を見ると傾斜が付けられてますし、キーもしっかりと深さがあるので、文字入力は比較的しやすいんじゃないかなと思います。
Windowsキーボードとしても見慣れた形ですし、Fnキーが搭載されていることからもWindowsなど他OSのリモート接続をする際に不満のないキーボードとなっているので、ビジネス用途として問題はないと思います。
キーボードは電池式となっていて、レシーバー付きのようですが画像内では発見できませんでした。
現時点では海外のDELL公式サイトからの購入となりますし、Chromebook Enterprise向け製品ということを考えると、一般ユーザーでは少し入手が難しいのが残念ですね。
国内でもChromebook向けのキーボード、できれば英語配列のものが増えてくれると嬉しいところですが、海外から入手することに抵抗が無い方は、こういったものが増えてきていますので、今後の選択肢として考えてみても良いかもしれません。