日本ではあまり馴染みのないメーカー「CTL」から、教育機関向けのChromebookとして「NL7T-360」と「NL7TW-360」が発表され、どうやら予約注文開始しているようだったので気になってしまいました。
これくらい日本でも頻繁にChromebookの新機種が出てくれると嬉しいですけどね。
ということでLenovoに続きChromebookネタといきまして、
CTLの「Chromebook NL7T-360 for Education」と「NL7TW-360 Education」のスペックについてまとめていきたいと思います。
Chromebook NL7Tシリーズ
Chromebook NL7TW-360 | Chromebook NL7T-360 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 | 11.6インチ IPS 1,366 × 768 |
CPU | Celeron N3450 1.1-2.2GHz(4core) | Celeron N3350 1.1-2.4GHz(2core) |
RAM | 4GB | 4GB |
内部ストレージ | 32GB | 32GB |
外部ストレージ | microSD | microSD |
インターフェイス | USB-C ×2 USB 3.0 ×2 イヤホンジャック | USB-C ×2 USB 3.0 ×2 イヤホンジャック |
重さ | 約1.3kg | 約1.3kg |
価格 | $329 約35,000円 | $299 約32,000円 |
スペックについてはこんな感じです。いわゆるChromebookらしいスペックですね。
CPUは最新のApollo Lakeのものを搭載していますし、RAMも4GBですから動作は問題ないでしょう。
が、CPU性能がNL7TWとNL7Tで異なりますので若干注意が必要です。
USBポートも豊富なので使い勝手は良さそうです。なお充電もUSB-Cポートで行うのでご安心を。
先日紹介している「LenovoのChromebook 500e & 300e」と同様に、いずれも360度回転のヒンジでタッチスクリーンになっており、Gorillaガラスを搭載しています。
テントモードとタブレットモードはこんな感じ。
また防滴仕様のキーボードと70cmまでの落下試験をしているとのこと。
学生の持ち運びも考えられているため、格納式キャリングハンドルもついてるとか。
ちなみに「NL7TW-360」には、WacomのEMRペンに対応しています。
個人的なポイントであるバッテリーについては具体的な数字は見つけられませんでしたが、過去の製品や最近の情勢から言って、おそらく公称値は9時間前後になるんじゃないかと予想されます。
あとやや重たい。まあ仕方ないですけどね。
ということでまとめ
CTL製も教育現場での運用を狙って、防滴仕様で堅牢なChromebookで攻めてきてますね。
いろいろ見ていくと、変に薄くて軽い端末よりも多少どっしりとしたものの方が安心感はありそうな気がしてきました。
ほとんどのChromebookのスペックはこのあたりに落ち着いてきましたね。
一部でハイスペックな端末がありますけど、基本的にはこれくらいの性能と価格がちょうど良いのかもしれません。
ただ残念ながらこのChromebookは日本では発売されないので、入手は輸入に頼ることになります。
とはいえ国内で買うよりも安いですから、Chromebookが欲しい方で珍しい機種を使ってみたい方、丈夫なChromebookが欲しい方には選択肢としてありかもしれません。
やっぱ国内で普及していかないとこの平均的なスペックのChromebookですらなかなか受け入れられないんだろうなあ。
もっと流行って欲しいですよね、まじで。