昨年、「Mushu」と呼ばれるChromebookにはディスクリートGPU(dGPU)を搭載する可能性があることをお伝えしていますが、この「Mushu」はAMDのdGPUを採用していることが開発コードから明らかになりました。
さらにこのdGPUがVega 12であることもChrome Unboxedが報告しています。
なお「Mushu」に関するいくつかのスペックは以前の記事でも少し触れていますが、インテル第10世代のCPUと最大16GBRAM、アスペクト比3:2のディスプレイなどハイエンドモデルであることが示唆されています。
AMD Vega 12はLinuxをサポートしていることも明らかになっており、今後ChromebookでもLinuxを経由してSteamが動作することを考えると、「Mushu」はミッドレンジのゲーミングPCとしての立ち位置になる可能性があります。
おそらく「Mushu」がdGPUを搭載する初のChromebookになるかと思いますが、どのタイミングで登場するかは現時点ではまだわかりません。
またdGPUを搭載するChromebookは「Mushu」だけでなく、今後もモデルはリリースされてくると思います。
ストリーミングベースのゲームとローカルベースのゲーム、好みに応じて選択できるようになるのは嬉しいですが、値段が上がりすぎたり動作が重くなるようなことだけは避けてほしいところです。
Source: Chrome Unboxed