ChromebookというよりもChrome OSですが、スクリーンショット機能は割と手軽に行えるので便利ですが、Googleはスクリーンレコーダー(画面録画)機能をChrome OSで標準搭載するために開発を進めているようです。
なお、この新機能は「キャプチャモード」と呼ばれているようです。
.webm形式で共有と編集も可能に?
この新しい「キャプチャモード」は、スクリーンショットだけでなく動画による画面撮影にも対応するということになります。
撮影対応範囲は”画面全体”、”画面の一部”、”アプリまたはウィンドウ”から選択できるようになっているため、これまで主流の拡張機能やアプリによる画面撮影とほぼ同じようなものになりそうです。
ただし現時点では、音声(オーディオ)が録画できるかどうかは不明です。
コード上の内容によると、ファイル名はスクリーンショットと同じようなファイル名で、拡張子は.webm形式(Screen-capture %s %s.webm)になることがわかります。
また、録画を開始するとChromebookのシステムトレイに通知が表示され、そこに表示されたボタンをクリックすることで録画を停止することができるようです。
そして共有と編集ボタンがあることもわかっています。
具体的な動作についてはわかりませんが、より手軽に編集して共有できるようになる可能性はあります。
Chromebookを使って操作説明の動画などを作る際、拡張機能やアプリに頼らず手軽にできるようになります。
とくにビジネスや教育現場では、セキュリティの問題を気にせず画面録画を行い、それを社員や生徒と共有することができるようになると思います。
画面録画(スクリーンレコーダー)を拡張機能やアプリで行おうと思うと、セキュリティ上インストールできなかったり、使えても一部の機能は有料だったり動作が緩慢だったり、高解像度が利用できなかったりする場合がありますが、標準で組み込まれることによってこういう問題が一気に解決するはずです。
もちろんロゴの挿入などの機能は難しいかもしれませんが、わざわざお金を払わなくてもできることが増えるというのが大きなメリットですね。
ただWebm形式だけでなくmp4なども選択できるようになればもっと便利になりそうですが…。
現時点では実装のタイミングははっきりとしておらず、開発段階なので内容も変更される可能性がありますので、その点はご注意ください。