Chromebookでも「仮想デスクトップ機能(Virtual Desks)」が使えるようになる日が、少しずつ近づいて来ています。
もちろんChrome OSの話ですので、Chromebookに限らずChromeboxでもChromebook Tabletでもいずれは使えるようになります。
Chrome OSでは、Stable、Beta、Dev、そしてCanaryというチャンネルがありますが、今回の「仮想デスクトップ機能(Virtual Desks)」はCanary Channelでの登場となっています。
Canaryチャンネルでは、すでにChrome OSのバージョンはOS 77までアップデートされていますが、Chrome OS 77になってようやく機能実装したということですし、まだまだ動作が不安定ということもあるので、一般ユーザーの手元に登場するのはまだまだ先のこととなりそうです。
実際に「仮想デスクトップ(Virtual Desks)」が動作しているところを、About ChromebooksのKevin Tofel氏が動画をアップしています。
動画を見る限り、これまでに紹介してきた動画と同様に、全てのウィンドウを表示するオーバービューモードにすることで、右上に仮想デスクトップ追加のボタンが登場するようです。
最大で4つまでのウィンドウ表示が可能なようですね。
過去の動画に登場していたよりも、かなりスムーズに動作しているようですし、実用的にはなっているみたい。
ただ、現状ではウィンドウを仮想デスクにドラッグする際、一度ウィンドウを画面の真ん中に持ってきてから仮想デスクにドラッグする必要があるようです。
これおそらく、タッチ操作でオーバービューモードのときアプリを閉じるタッチ操作(スワイプで上にすると消せるあれ)と被ることで生じる問題であることが指摘されています。
また、Mac OSのようにスワイプによる仮想デスク間の移動という機能はまだ実装されていないようです。
同じように3本指を使う操作だと、すでにChrombookではChromeのタブ間を移動するという操作になっていますので、これが仮想デスク間の移動に使えるようになれば、もっと便利になりそうですよね。
いずれにしても、以前まではウワサでしかなかった「仮想デスクトップ機能(Virtual Desks)」が、しっかりテスト段階とはいえOSアップデートに組み込まれて個人的には一安心です。
ちなみに現時点で、Chrome OS 77の安定版アップデートは9月10日頃と予想されていますので、まだしばらくは待つ必要がありますね。
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これでまたChromebookが使いやすくなるっていうのが嬉しい。