4週間毎のメジャーアップデートに変更されて最初のアップデートとなるChrome OS 96では、Chromebookのカメラ機能のアップデートや多くの機能のアップデートが行われていることがGoogle公式ブログを通じて報告されています。
なお、Chrome OS 95は4週間ごとのアップデートに移行したことでスキップされています。
今回のリリースでは、GoogleはChrome OSカメラアプリの改善に重点を置いており、リアカメラ(ワールドワイドカメラ)を備えたChromebookにはドキュメントスキャン機能が追加され、エッジを自動的に検出して撮影が可能でPDFかJPEGに変換して保存することができます。
カメラに追加された機能はドキュメントスキャンだけでなく、外部カメラを利用している場合にパン・チルト・ズーム機能に対応したカメラであればカメラアプリから調整することが可能になりました。
外部カメラを接続した状態でカメラアプリを開くと、調整するためのコントロールボタンがアプリ内に表示されます。
この他の機能では、ビデオモードの追加やセルフタイマー、QRコードの読み込み、撮影した写真はファイルアプリ内の「カメラ」フォルダに自動保存されるようになっています。
またGoogleは、来年はじめからChromebookのカメラアプリで5秒間のGIFを作成できるようになることも伝えています。
さらに今回のアップデートでは、アプリの共有機能でNearby Shareが使えるようになったり、「設定」アウリから通知を個別に通知を切り替えることができるようになるなど細かいところでも変更があります。