久々に出てきましたが、今後登場が期待されるChromebook「Hatch」と呼ばれるコードネームのChromebookに関して、新しいベンチマークスコアがGeekbenchに登場しました。
しかもこのChromebook「Hatch」には、”Intel Core i7-10610U”という未発表のCPUが搭載されているようです。
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このCore i7-10610UというCPUは、最大周波数4.9GHzとなっていることから、同じくCore i7-10510Uのカスタム版(Google Edition?)である可能性が高そうです。
ベンチマーク結果からは、Android 9 Pieが動作し、16GBRAMが搭載されていることからも、ハイスペックなChromebookであることは間違いありません。
過去を振り返ると、Chromebook「Hatch」にはCore i3-Core i3-10110Uを搭載するモデルのベンチマークが登場しています。
https://www.helentech.net/chromeos/chromebook/2019/09/9216/
これを踏まえて考えると、i3、i5、i7のいつもどおりの構成になることが予想できますね。
ちなみに「i3」モデルが登場したときには、コードネームが”unprovisioned_kohaku”となっていましたが、今回登場した「Hatch」のマザーボード名は”Dratini”のようです。
実は、過去のリークでは”Dratini”というコードネームを持つ機種は、クラムシェルタイプのChromebookであることが指摘され、さらにコンバーチブルタイプの”Dragonair”というコードネームの兄弟機が存在する可能性も指摘されています。
現時点ではまだ確かなことは言えませんが、クラムシェルタイプとコンバーチブルタイプの2種類が存在し、i3~i7を選択できるハイスペックなChromebookであるということ。
となれば、一般向けのChromebookというだけでなく、エンタープライズ向けの機種という可能性も高いと思います。
いずれにしても、今後の情報を待つしかありませんが、ついに最新世代のCPUを搭載するChromebookの登場が近づいてきたようです。