正直なところ、まさかこんなに早く日本でリリースするとは思っていませんでした。
なんと日本正規品としてASUSが「Chromebook C423NA」のフルHDモデルをリリースし、14日から販売を開始するとのこと!
海外では、ようやくHDモデルの流通が始まってフルHDもごく限られた地域でしか展開されていなかったんですが、このタイミングで日本に入れてくるとは…ASUSやりおる。
今回もおさらいでスペックをまとめておきます。
スペックおさらい
ASUS Chromebook C423 | |
ディスプレイ | 14インチ 1,920 × 1,080 ノングレア |
CPU | Celeron N3350 |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | SDカード |
ポート | USB-C ×2 USB3.1 ×2 イヤホンジャック |
バッテリー | 約10時間 |
サイズ | 幅322.6 × 奥行228 × 厚み16.1mm |
重さ | 約1.25kg |
価格 | 42,800円(税抜) |
こんな感じ。今回は明らかになったのは日本モデルの価格です。
なんと奇跡的?珍しく?どう表現したらいいのかわかりませんが、価格が5万円を切って42,800円(税抜)でリリースされました。税込みでも5万以下ですからね…。すごいよね。
これまでの展開を考えると、フルHDモデルは5万を超えてくると想定していましたが、良い意味で期待を裏切ってくれましたね。
こう考えると、海外から輸入するのと大差なく日本正規モデルを購入することが可能なので、慣れない方はもちろん輸入品に抵抗のあった方でも買いやすくなったと思います。
また日本正規品ということもあって、ちゃんと日本語配列キーボード(78キー日本語)になっています。ただキー配列が気になる方や私のようにUSキーボードが好きな方は、残念ながらいつもどおり輸入に頼る必要があります。
ただ、それでも5万円以内に収まってこのスペックですから、国内外問わずChromebookとしては十分コストパフォーマンスが良い製品だと思います。
余談ですが、私が以前比較でも使った同じく14インチの「Acer Chromebook 514」ですが、先週アメリカ公式にページが出てきたりと、結構展開が遅いんですよね。日本でのリリースも期待しているんですけど、これだといつになるやら…。
そう考えていくと、今のところ14インチのChromebookで国内正規入手可能なものは「ASUS Chromebook C423」だけですし、14インチディスプレイといいつつベゼルが細いので、実際の大きさは一般的な13インチクラスのノートパソコンと変わらないというのもポイントだと思います。
いずれにせよ現状ではコレが一番の14インチChromebookですね。
気になる点がひとつ
実はシリーズ共通となるアンチグレアディスプレイが心配のタネ。
実際に「Chromebook 12 C223」を購入した際にレビューしていますが、ちょっと視野角が物足りない感じがして、何となく色味が悪いような印象があります。
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この点は、国内外でも気になる人はいるみたいですが、慣れれば気にならないとする人もいるため、ユーザー側の好みの問題かもしれません。
私はグレア液晶に慣れすぎているため、そう思ったかもしれませんが…一応、ディスプレイの見え方など気になる方は留意しておく必要があると思います。
まとめ
ということで、無事国内投入が決定した「ASUS Chromebook C423」について取り上げてみました。
14インチフルHDながら、実寸は13インチノートパソコン相当とコンパクトにまとまっていて、重さも1.3kgを切っているし、仕事でも学校でも家でも持ち運びから置きにも使える、バランスの取れたChromebookであると思います。
ディスプレイの点については心配ではありますが、目に優しいのは間違いないと思いますし、角度調整次第では確かに気にならなくなりますので、実作業にはそこまで影響はないかもしれません。
むしろ、大きいディスプレイかつ1.3kgを切る軽さですから、カバンや置く場所の都合上問題なければ、「Chromebook C423」を選ぶ方がアンパイかもしれません。
もちろん小さいサイズが好み、ということであれば同じくASUSから発売している「C223」や「C101PA」を選ぶのも良いかと思います。
何にせよ、このスペックかつ価格でChromebookの国内販売がされるというのは大変に嬉しいことだと思います。
発売は12月14日からで、すでにASUSストアにて取扱があります。
気になる方はぜひご覧くださいませ。