手頃な価格の12インチChromebookとなる「ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200)」は、今年の3月末に米国に登場し、日本でも5月中旬に販売を開始しました。
「ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200)」は当ブログでもレビューしていますが、MediaTek MT8183を搭載したエントリークラスの性能で、3:2のアスペクト比を採用した12インチディスプレイ、USIペンサポート、手頃な価格とちょうど良いChromebookです。
しかし価格の割に性能が物足りない(ライバルにやや押されている)印象がありましたので、もう少しスペックアップするかユニークなデバイスになればと感じ、非常に惜しいという印象のモデルです。
しかし今回、海外ではCPUがスタンダードクラスの性能が期待されるMediaTek Kompanio 820(MT8192)にアップデートされた「ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200)」が登場し、性能面での物足りなさがカバーされることで良い選択肢になる可能性があります。
スペック
ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200) | |
---|---|
ディスプレイ | 12インチ LCD 1,366 × 912 グレア/タッチスクリーン |
CPU | MediaTek MT8192(Kompanio 820) |
RMA | 最大8GB LPDDR4X |
内部ストレージ | 最大64GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×1 USB-A ×1 イヤホンジャック |
カメラ | 720p Webカメラ |
バッテリー | – |
ネットワーク | Wi-Fi 5 ac Bluetooth 5.0 |
その他 | USIスタイラスペン対応(別売) |
サイズ | 269.2×215.8×16.8mm |
重さ | 1.149kg |
自動更新ポリシー | 2028年6月 |
MediaTek MT8192を搭載したモデルは最大8GBRAMまでサポートしているため、スタンダードなChromebookとして位置づけられるようになり、もし現状の価格から大きな変更がなければコストパフォーマンスに優れたモデルになると思います。
ただ、CPUとRAM、Bluetoothのバージョンが4.2から5.0へとアップデートされた以外には、外装を含めて基本的に現行モデルのままとなっています。
リリース時期については明らかにされていませんが、MediaTekが11月末までにこのChromebookの販売が開始される可能性があることを伝えているようなので、価格を含めて近いうちに詳細は明らかになるはずです。
これまでの展開から日本でもMediaTek MT8192搭載の「ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200)」がリリースされる可能性は高いと思いますが、価格次第で評価の分かれるところになりそうです。
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国内で販売されているMT8183搭載の「ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200)」の実機レビューは以下の記事をご覧ください。
Source : ASUS Chromebook Flip CM3(CM3200) Tech Spec, Chrome Unboxed