世間の状況を考えると、このタイミングで出てくると思わず完全にスルーしていましたが、AcerがPentium Sliver N5030を搭載する「Chromebook 314(C933T-P8SM)」というモデルをラインナップに加えています。
なお「Acer Chromebook 314」自体は、IFA 2019にて発表されたモデルで、海外ではCeleron N4000やCeleron N4120を搭載するモデルが一部で発売されています。
Acer Chromebook 314 (C993T) のスペック
Acer Chromebook 314 (C993T-P8SM) | |
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ディスプレイ | 14インチ IPS 1,920 × 1,080 |
CPU | Pentium Silver N5030 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 64GB eMMC |
外部ストレージ | microsD |
Webカメラ | あり |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×2 |
ネットワーク | WiFi 5 Bluetooth |
バッテリー | 最大12.5時間 |
重さ | 1.5kg |
価格 | 429.99ドル |
自動更新ポリシー | 最大8年間 |
スペックとしてはこのようになっています。
価格が約430ドル(約46,000円)ほどのChromebookとしては、CPUもRAMも十分なものですし、やや重さがあるもののコストパフォーマンスは悪くないモデルだと思います。
また、ディスプレイも14インチのフルHD解像度で、IPS方式を採用している点もクセがなく使いやすそうですね。
自動更新ポリシーに関しても、2020年モデルということもあって最長で8年間のサポート(具体的な日付までは現時点で不明)を受けることができるので、14インチモデルとしてはかなり安定した選択肢になると思います。
性能面はハイスペック寄りですが、本体構成としてはスタンダードなクラスのマシンのため、バックライトキーボードの搭載やMIL-STDに準拠しているわけではないようです。
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なお、現在は米国の公式サイト上に掲載されていますが、発表&発売自体はまだ行われておらず、今後数週間のうちに正式に発表されると見られます。
海外では430ドルで購入できることを考えると、かなり魅力的なモデルですね。
日本での発売などもまだわかりませんが、もし日本で展開されるとなると、おそらく5〜6万円代になると思いますが、そうするとライバルも多いので、たとえN4120などを搭載する別モデルであっても、税込5万円代もしくはそれ以下になるとかなり有力な14インチの候補になりそうです。
https://www.acer.com/ac/en/US/content/professional-models/laptops/acerchromebook314