2021年になってようやく発表されたクアルコムのSnapdragon 7cを搭載するChromebookですが、実際にはまだ販売されておらず、間もなく来るとと期待はするものの、いつになるかははっきりとわかりません。
また、現状でも新しいSnapdragon 7cを搭載するモデルが開発されていることはわかっています。
しかし今回、Chrome Unboxedの発見によればGoogleはChromebook向けにクアルコムと新しいSnapdragonチップセットを開発している可能性があるようです。
現在発表されているSnapdragon搭載のChromebook、例えばAcerの「Chromebook Spin 513(Lazor)」や「Chromebook 511(Limozeen)」、シャープの「Chromebook C1」などのSnapdragon 7cチップは、”SC7180″と呼ばれています。
それ以外にも、これまでお伝えしている「Pompom」や「Homestar」などのSnapdragon 7c搭載Chromebookもすべて”SC7180″を採用したものになります。
ところが今回、Chromium Gerrit上のコードから”SC7280″と呼ばれるチップセットがテストされていることがわかりました。
ただ現時点では、”SC7280″というチップセットがどのようなものか、どの機種に搭載されるのかといった詳しいことはわかっていません。
しかし現行の”SC7180″から数字が一つ上がった以上、新しいアップグレードモデルであることに期待はできます。
そもそも、どのタイミングで”SC7280″なるチップが発表されるかもわかっていませんので言えることは少ないですが、引き続きSnapdragon搭載Chromebookの開発は進められていくようです。
新しい情報が出れば、改めてお伝えしたいと思います。
Source: ChromeUnboxed