てっきり日本国内では発売されないかと思っていましたが、ここにきて15.6インチの「ASUS Chromebook C523」を9月15日から発売になるようです。
このモデルは、昨年10月末に海外で登場しており、すでに国内でも販売されている「Chromebook C223」や「Chromebook C423」の兄弟機となるモデルです。
ちなみにCore i5-Core i5-8200Yを搭載した「ASUS Chromebook C434TA」も発売するようです。
なお「Chromebook C523」のスペックについてですが、海外モデルの標準構成と若干異なっているようですので、改めてスペックを紹介しておきます。
スペック
ASUS Chromebook C523NA (C523NA-EJ0130) | |
ディスプレイ | 15.6インチ 1,920 × 1,080 ノングレア |
CPU | Celeron N3350 |
RAM | 8GB |
内部ストレージ | 64GB eMMC |
外部ストレージ | microSD |
ポート | USB-C ×2 USB-A ×1 イヤホンジャック |
バッテリー | 最大10時間 |
サイズ | 357.5×248.5×15.6mm |
重さ | 1.45kg |
その他 | 英語キーボード |
価格 | 59,800円(税抜) |
国内で販売されるモデルのスペックと価格は、このようになっています。
海外では、HDモデルやCeleron N4200、4GBRAMなどを搭載するモデルもありましたが、国内販売モデルは、フルHDでCeleron N3350、8GBRAMとなっています。
Chromebookのスペックとしては、スタンダードなものと言えますが、8GBRAMを搭載していますので、4GBRAMモデルと比較すると、作業にもゆとりが出てくるかと思います。
なお、このモデルは「Chromebook C423」と同様で、最大180度まで開くヒンジでタッチ操作には非対応となっています。
また、国内販売モデルではありますが、キーボードの配列がUS配列となっていますので、その点を気にされる方はご注意ください。
15.6インチのChromebookは、国内で言うと数が限られていますし、スペックが比較的新しく、8GBRAMモデルは、現時点でこの「C523」しかないと言って良いですね。
個人ユーザーはもちろん、法人や教育機関であっても、Chromebookで大きい画面が必要な方にとっては最良の選択肢だと思います。
しかも、15.6インチと大型サイズのわりに重さは1.5kgを切っていますので、持ち運ぶこともできるのがメリットかと思います。
ただ、このシリーズはMILスペックなど堅牢性を確保しているわけではありませんので、ハードユースだとちょっと心配になるかもしれませんが、それでも大きな画面を持ち運び作業領域を確保できるのは良いことじゃないでしょうか。
ちなみに自動更新ポリシーは、昨年モデルとなるため2023年11月までとなっています。
価格は59,800円からと、スペック的にはギリギリのところだと思いますが、あと4年は戦えますし、大型Chromebookに魅力を感じる方はぜひ検討してみてはいかがしょうか。
発売は9月15日から、ASUSの公式オンラインストアの他、公式店舗のAkasakaでの限定販売となるようです。