消費者庁は 2026 年 9 月 4 日、日本で販売されている Google のスマートフォン「Pixel 6a (GA03714-JP)」で発生した火災について、消費生活用製品安全法に基づく重大製品事故のうち「製品起因が疑われる事故」として公表しました。
これは 2025 年 6 月に他社製の USB ケーブルと AC アダプターで充電中に異音とともに本体と周辺を焼損する火災が発生し、1 名が火傷を負いましたが、2025 年 7 月の初回公表時点では、製品起因かどうかが特定できていない事故として扱われていました。
事故発生から区分変更までの経緯
この事故は 2025 年 6 月 29 日に発生し、消費者庁は Google からの事故報告を同年 7 月 10 日に受理、同月 15 日に速報として公表していました。
その後の調査で、出火元は内蔵のリチウムイオン電池セルと推定されていますが、電池セルの焼損が著しく、異常発熱に至った具体的な原因の特定には至っていません。
今回、この事故について消費者庁は、内蔵電池セルの異常発熱を出火原因と推定した上で、事故の区分を「製品起因が疑われる事故」に変更して公表しました。


Pixel 6a は Google のバッテリー過熱対策プログラムの対象
Google は、過熱リスクを減らすため 2025 年 7 月 8 日から Pixel 6a 向けにソフトウェアアップデートを配信し、充電サイクルが 400 回に達すると電池の容量と充電性能を抑える仕組みを導入しました。
Pixel 6a ユーザーには無償のバッテリー交換などの選択肢も用意され、日本もその対象国に含まれていましたが、受付は 2026 年 7 月 8 日で終了しています。
ただし、今回の事故はアップデート配信開始より前に発生したもので、消費者庁の公表資料は同プログラムとの関連には触れていません。
なお、Pixel 6a のバッテリー過熱問題については、欧州などでも問題になっており、ソフトウェアアップデート後にも発火したとの報告もありました。











