Google は 2026 年 8 月 26 日 (現地時間)、Android アプリの品質基準を強化する 2 つの新要件として、メモリ使用量に関する基準と、機種変更時にアプリへのログインを自動化する仕組みへの対応を発表しました。
これらの要件は、2027 年 2 月から Google Play で段階的に適用が開始されるため、Android アプリの開発者に対応を求めています。
メモリ使用量の基準、2027 年 2 月から適用
Google は、スマートフォン向けのメモリ供給事情が近年変化していることをうけ、アプリのメモリ消費量に関する新たな基準として、次の 3 つを対象にすることを明らかにしました。
- メモリ使用量: RAM の圧縮分を含む、アプリが専有するメモリ量
- ビットマップメモリ: 画像データがバックグラウンドで無駄に保持されていないか
- コードの最適化: アプリ自体のコードが十分に軽量化されているか
これらの基準を満たさないアプリは、2027 年 2 月以降、Google Play ストアでの表示順位が下がったり、アップデートの公開に制限がかかったりする可能性があります。
この基準が設けられることで、複数のアプリを切り替えたときの動作や、バックグラウンドで待機しているアプリの重さが改善されることが期待できます。
一方、メモリを多く消費するアプリでは、動作が遅くなったり、他のアプリを開いた際に強制終了されたりする場面が増える可能性があります。


機種変更時のログインを自動化、2027 年 4 月から
Google は、機種変更時のログインを自動化する仕組みとなる「Zero-Tap Sign-In」への対応をアプリに求めることを明らかにしました。
対応アプリでは、新しい Android デバイスで初めてアプリを起動したとき、自動的にログイン状態が復元されます。これにより、機種変更のたびにアプリごと ID やパスワードを入力する手間がなくなります。
この要件は 2027 年 4 月から適用され、対応していないアプリは Google Play ストアでの表示や公開に影響が出る可能性があります。
現時点では、ゲームアプリはこの要件の対象外とされており、ゲーム向けの認証方式については 2027 年以降に別途指針が示される予定です。
開発者向けの詳細については、Android Developers Blog をご確認ください。












