Google が Android 17 での導入を進めていた、乗り物酔いを軽減する新機能「Motion Assist (モーションアシスト)」を Pixel 11 シリーズ向けに展開を開始したことが報告されました。
これは Android Authority によるもので、Pixel 11 Pro XL で利用可能になったことを報告していますが、Pixel 10 シリーズなどその他の Pixel デバイスや、筆者の Pixel 11 Pro では確認できておらず、段階的に展開しているようです。
Motion Assist とは
Motion Assist (モーションアシスト) は、移動する乗り物内でスマートフォンを操作するとき、画面端へ動きに連動したドットを表示し、視覚と内耳の感覚のズレによって起こる乗り物酔いを軽減する機能です。
Apple が iOS 18 で導入した「車両モーションキュー」と同様の仕組みで、Apple 版ではすでに乗り物酔いの軽減効果が確認されています。


設定は、Pixel 設定アプリ内にあり、[Google サービスと設定] > [すべてのサービス] と進み、「ユーザーとデバイスの安全」セクションから「Motion Assist」を選択するとアクセスできます。
自動起動とクイック設定タイルに対応
Motion Assist の設定画面には、乗り物での移動を検知すると自動で起動するオプションがあり、クイック設定タイルから設定画面を開かずに手動でオン・オフを切り替えることも可能です。
機能が動作している間は通知が表示され、通知をタップすることでも停止できます。


表示されるドットの色や形状、不透明度はカスタマイズでき、これらをランダムに変化させる設定も用意されています。
システム UI 上にも表示可能に
Motion Assist は開発初期の「Motion Cues」として 2024 年 12 月ごろから存在が確認されていた機能です。
当時の実装では Android の「他のアプリの上に重ねて表示」権限を利用していたため、設定アプリやステータスバー、通知、クイック設定、ロック画面、音量パネルといったシステム UI の上にはドットを表示できないという制限がありました。
今回の実装では、Motion Assist 専用に Android 17 で OS レベルの API 変更が加えられており、こうしたシステム UI の上にもドットが表示されるようになっています。
段階的に展開中
現在、Android 17 で動作する Pixel デバイスのうち、Pixel 11 シリーズで確認されていますが、筆者の Pixel 11 Pro でも確認できておらず、Pixel 10 シリーズなど旧世代の Pixel デバイスにもまだ展開されていません。
Google からは正式な発表はなく、一部ユーザーから先行して展開されている可能性があり、今後広く利用可能になると考えられます。
今後、実機で確認ができ次第、改めて紹介します。












