Google は 2026 年 8 月 14 日(現地時間)、対象となる Pixel デバイス向けに「Android 17 QPR2 Beta 3」の配信を開始しました。
今回のアップデートには、2 件の問題の修正に加えて、通話転送詐欺への対策強化などが含まれています。
記事執筆時点では、筆者のベータプログラム登録デバイス Pixel 10 Pro でもアップデートを確認しています。
Android 17 QPR2 Beta 3 での修正内容
Android 17 QPR2 Beta 3 のビルド番号は、デバイスにより次のように異なっています。
- CP41.260731.005.A2: Pixel 6a、Pixel 7 / 7 Pro / 7a、Pixel Fold、Pixel Tablet
- CP41.260731.005.B1: 上記以外の Pixel デバイス
リリースノートによると、セキュリティパッチは 2026 年 8 月 5 日付けが適用されており、今回のアップデートでは以下の問題が修正されています。
- 通知シェード表示時の再起動 : 通知シェードや Quick Settings メニューを開いた際に表示が崩れ、デバイスが予期せず再起動する問題を修正 (Issue #535249652、#543124160)
- バッテリー劣化警告の誤表示 : 「デバイスの状態とサポート」ツールが、実際には劣化していないバッテリーに対して誤った劣化警告を表示する問題を修正 (Issue #535421490、#538943170、#535504630)
通話転送詐欺への対策強化
Android 17 QPR2 Beta 3 の新機能として、プログラムによる通話転送の悪用を防ぐためのセキュリティ制限が追加されました。
QPR2 Beta 3 以降は、通話転送を設定するときに OS レベルの確認画面が新たに表示されるようになります。
電話アプリからユーザー自身が手動で通話転送コード(*21* など)をダイヤルする場合、コマンドの実行前にこの確認ダイアログが表示されるため、身に覚えのない転送設定が勝手に完了してしまう詐欺被害を防ぎやすくなります。
なお、Android Canary 2608 などで導入された一部の機能も利用可能になっています。確認できた新機能や変更点については、以下の記事でまとめています。
対象デバイス
Android 17 QPR2 Beta 3 は、Android ベータプログラムに登録している以下の Pixel デバイスで利用できます。
- Pixel 6a
- Pixel 7 / 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel Tablet
- Pixel Fold
- Pixel 8 / 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold
- Pixel 10a


筆者の Google Pixel 10 Pro でもアップデートの受信を確認していますが、安定版からの切り替えだったため、更新サイズは 3.61GB となっていました。
すでにベータプログラムに参加している場合、QPR2 Beta 3 は OTA (Over-the-Air) で順次配信されます。未参加のユーザーは、Android ベータプログラム のページから対象デバイスを登録することで試すことができます。
Android 17 QPR1 安定版に戻る場合
Android 17 QPR1 の安定版へ切り替えたい場合は、今回の Beta 3 をインストールせずにベータプログラムからオプトアウトすることで、データを消去せずに離脱できます。
すでに Beta 3 以降の更新をインストール済みの状態でオプトアウトすると、デバイスのユーザーデータがすべて消去されるダウングレードになります。













