Google は 2026 年 7 月 20 日 (現地時間)、Android ベータプログラムに登録している Pixel デバイス向けに Android 17 QPR2 Beta 1 の配信を開始しました。
QPR2 は 2026 年 12 月に予定されている四半期プラットフォームアップデートで、今回の Beta 1 はその最初のビルドとなります。今回のベータ版では 8 件の問題が修正され、開発者向けの SDK リリースも含まれています。
記事執筆時点で、筆者のベータプログラム登録デバイスとなる Pixel 10 Pro Fold での展開を確認しています。
Android 17 QPR2 Beta 1 での修正内容
Android 17 QPR2 Beta 1 のビルド番号は CP41.260701.005 で、セキュリティパッチレベルは引き続き 2026 年 7 月 5 日が適用され、Google Play 開発者サービスはバージョン 26.23.34 が組み込まれています。
リリースノートによると、今回のアップデートでは以下の 8 件の問題が修正されています。
- Bluetooth の再ペアリング : リモート側で接続情報が失われた際、再ペアリングが無言で失敗する問題
- ロック画面のメディア操作 : アプリの通知が無効になっているにもかかわらず、デバイスのスリープ解除時にメディアプレーヤーの操作パネルが一瞬表示される問題
- Gemini 起動時のクラッシュ : Gemini を呼び出した際にシステムがクラッシュし、Pixel が予期せず再起動する問題
- 複数指でのドラッグ&ドロップ : 複数の指でドラッグ&ドロップ操作を開始すると、操作元のアプリがそれ以降のタッチイベントを受け取れなくなる問題
- 通知パネルの表示不具合 : 通知パネル内で通知がランダムに非表示となり、システムを再起動するまで解消しない問題
- ML-DSA 鍵生成のエラー : クラス定数ではなく文字列の “NONE” をダイジェストとして指定した場合に、ML-DSA の鍵生成が例外で失敗する問題
- AccessibilityNodeInfo.toString() のログ不備 : ウィンドウの境界情報がスクリーンの境界情報として誤って記録され、アクセシビリティのデバッグ情報が不正確になる問題
- ウィンドウレベルのぼかし効果 : ウィンドウレベルの UI ぼかし効果が描画されず、開発者向けトグル「ウィンドウレベルのぼかしを許可」が再起動のたびにリセットされる問題
対象となる Pixel デバイス
Android 17 QPR2 Beta 1 は、Android ベータプログラムに登録している以下の Pixel デバイスで利用できます。
- Pixel 6a
- Pixel 7 / 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel Tablet
- Pixel Fold
- Pixel 8 / 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold
- Pixel 10a


筆者の Google Pixel 10 Pro Fold でもアップデートの受信を確認しており、更新サイズは 448MB となっていました。
すでにベータプログラムに参加している場合、QPR2 Beta 1 は OTA (Over-the-Air) で順次配信されます。未参加のユーザーは、Android ベータプログラム のページから対象デバイスを登録することで試すことができます。
なお、前回の QPR1 では対象に含まれていた Pixel 6 と Pixel 6 Pro は、今回の QPR2 Beta 1 から正式に対象外となりました。Android 17 QPR2 は 2026 年 12 月のリリースが予定されていますが、両モデルは QPR2 展開前の 2026 年 10 月にサポートが終了するため Android 17 QPR1 が最後となります。
Android 17 QPR1 安定版に戻る場合
Android 17 QPR1 安定版に戻る場合、QPR2 Beta 1 を適用するとベータプログラム登録解除時に、デバイスの初期化が必要になります。
データを保持したまま安定版へ戻りたい場合は、QPR2 Beta 1 を適用せずに登録解除をし、OTA のダウングレードを無視して Android 17 QPR1 安定版のリリースを待つようにしてください。









