Google が 2026 年 6 月の Google Play システムアップデートを通じ、Android 向けのシステムレベルの署名管理アプリ「Signature(署名)」の配信が報告されました。
Android Authority によれば、すでに Google Pixel をはじめとする Android 12 以降のデバイスでアプリのインストールを確認できており、Play システムアップデート経由で配信されるとしています。
3 つの形式で署名を登録できる
この「Signature」アプリはデジタル署名を一元管理でき、対応アプリから署名を要求されると画面下部にパネルが開き、保存済みの署名を選択するか、その場で新たな署名を追加することができます。
Android のフォトピッカーが写真を他アプリと共有するのと同様の仕組みで、個々のアプリが署名データを直接保持しない設計です。


登録できる署名の形式は次の 3 種類です。
- 手書き : 画面上に直接なぞって作成する、本人の筆跡を再現した署名
- イニシャル : テキスト入力をもとに複数のフォントから選べる活字スタイルの署名
- 画像 : 紙に書いた署名を撮影してアップロードする方法
それぞれ複数のバリエーションを保存でき、「署名を管理」ページから不要な署名を削除することも可能です。
段階的に展開中
現時点ではすべてのデバイスに展開されているわけではなく、Play システムアップデート経由で段階的に展開されています。記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro や Pixel 10 Pro Fold、Pixel 9a での展開を確認することはできませんでした。
また、現状では Google はこのアプリを開発者が利用するための API や実装ガイドラインを公開しておらず、対応アプリはまだ存在しません。署名を必要とするドキュメントアプリや KYC フローへの実際の組み込みは、今後の開発者向けサポートの整備次第となります。








