現在、Android タブレット向けに展開されている Chrome 148 において、シークレットモード(シークレットウィンドウ)を開くと、単一のウィンドウではなく分割画面で起動する問題が報告されています。
これは Chrome のバグではなく機能変更の一つとみられ、実際に筆者の Pixel Tablet でも Chrome 148.0.7778.180 でシークレットモードが分割画面で表示されることを確認しています。
現時点では Google からこの機能変更に関する正式なコメントはありませんが、Chrome のフラグを変更することで無効化は可能です。
シークレットモードが毎回分割画面で開く
この問題は、Chrome ブラウザの新しいタブページ (NTP) で「シークレットモード」をタップしたり、[ ⋮ ] メニューから「新しいシークレットウィンドウ」をタップすると、これまでは単一のウィンドウとして立ち上がっていたシークレットモードが、毎回分割画面で立ち上がるようになります。
実際に筆者が Pixel Tablet で確認した動作は、次のようなものです。
シークレットモードで立ち上がると、そのタブの内容はスクリーンレコーダーに録画されないため黒画面ですが、毎回分割画面で立ち上がっていることは確認できます。
Chrome フラグで無効化する
Chrome フラグを操作することで、シークレットウィンドウの分割画面起動を無効化できます。Android の Chrome ブラウザで以下の操作を実行してください。
- アドレスバーに chrome://flags/#android-open-incognito-as-window と入力、または chrome://flags に移動して、「Open incognito tabs new window」で検索
- 「Open incognito tabs new window」を [Disabled] に変更
- 指示に従い、ブラウザを再起動


このフラグを無効にすることで、シークレットウィンドウが従来のように単独で立ち上がることを確認しています。
また、ホーム画面またはアプリドロワーの Chrome アイコンを長押しし、表示されたメニューで「シークレットウィンドウ」をタップすることでも回避できることを確認しました。
Google からの対応は未定
現在、この問題あるいは仕様変更に関して、Google からのコメントはありません。
フラグを操作することで無効にできることから、仕様変更である可能性が高いと考えられますが、意図しない動作を引き起こしていることも十分にあり得ます。
なお、Android タブレット向け Chrome 148 では、シークレットウィンドウ関連の別の問題として、ブラウザ起動時に「ウィンドウは最大 5 つまでです」というエラーが表示されてブラウザが起動できなくなる問題も報告されています。








