Google は 2026 年 5 月 14 日(現地時間)、対象の Pixel デバイス向けの最新実験的ビルドとなる Android Canary 2605 の展開を開始しました。
2026 年 5 月のセキュリティパッチが含まれており、Android Canary で動作する Pixel 6 シリーズから最新の Pixel 10 シリーズ、Pixel Tablet で利用可能です。
Android Canary 2605 の対象デバイス
今回のアップデートでは、ビルド番号が ZP11.260417.009 に更新され、以下の Pixel デバイスおよび GSI (汎用システムイメージ) 向けに提供されています。
- Pixel 6 / 6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 7 / 7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel 8 / 8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL / 9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10 / 10 Pro / 10 Pro XL / 10 Pro Fold
- Pixel 10a
- Pixel Fold
- Pixel Tablet
すでに Canary プログラムに参加しているユーザーには、OTA アップデートが順次配信されます。筆者の Pixel 9a (Android Canary) でアップデートの受信を確認できています。


Android Canary 2605 の主な変更点
Android Canary 2605 では、Pixel のシステム UI に対するぼかし効果の拡充が主な変更となっています。
ぼかし効果はもともと Android 16 QPR1 で通知パネルとクイック設定に導入され、Android 17 Beta 4 ではウィジェットピッカーにも適用されていましたが、今回のビルドでさらに適用範囲が広がりました。
- 音量スライダー : 背景にぼかし効果が追加。背後のホーム画面やアプリが薄く透けて見える
- 音量パネル (展開時) : パネルを開いた際の背景にもぼかし効果が適用
- 電源メニュー : 長押しで表示される際の背景にぼかし効果が追加
- Pixel ランチャー長押しメニュー :「壁紙とスタイル」、「ウィジェット」、「アプリ一覧」、「ホーム設定」の各画面にぼかし効果が追加
以下は実機で確認している変更点のスクリーンショットです。








また、前回の Android Canary 2603 で導入が確認されていたアプリロック機能は、今回のビルドでは削除されています。
アップデートに関する注意
Android Canary チャンネルは、開発者が最新の API をテストするための非常に実験的なビルドです。
一般的な利用を想定したものではないため、動作が不安定であったり、致命的なバグが含まれていたりする可能性があります。また、Canary で導入された機能が必ずしも安定版の Android に採用されるとは限りません。
Canary ビルドから安定版に戻る際にはデバイスのデータ初期化 (ワイプ) が必要になるため、メインの端末で試す場合は十分な注意とバックアップが必要です。
発生している問題については、IssueTracker から確認・報告ができます。
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