Google は 2026 年 5 月 7 日(現地時間)、Gmail の AI を活用した「文書作成サポート(Help me write)」に、Google ドライブとの連携による情報の自動参照と、過去のメールをもとにした文体の学習という 2 つの機能を追加したことを発表しました。
この機能自体は 2026 年 1 月に発表されており、今後のアップデートで Google ドキュメントなど他の Google アプリの情報を活用してよりパーソナライズされた内容を生成できるようになる見込みとされていました。
ドライブとメール履歴から情報を自動参照
1 つ目の機能はプロンプトの内容に応じて、Google ドライブや Gmail の過去メールから関連情報を自動的に取得し、下書きに組み込む「Topic contextualization」です。
たとえば「先月の予算数値を含めて」とプロンプトに書くだけで、ドライブ内の該当ファイルから数値を探して本文に差し込む、といった使い方が想定されています。
これまでは別タブで資料を開いて確認し、内容をコピーして貼り付けるという手順が必要でしたが、この作業をプロンプト一つで省略できます。
過去のメールから書き方を学習
2 つ目は、ユーザーがこれまでに送信したメールをもとに、文体や語調を学習し、下書きに反映させる「Tone and style personalization」です。
チームへの連絡はカジュアルに、経営陣へのレポートはフォーマルに、といった書き分けを AI が自動的に判断することを想定した機能です。
従来の文書作成サポートでは「フォーマル」、「詳しく」といった調整オプションを手動で選んだり、プロンプトで過去のメールの文体を指示する必要がありましたが、今回のアップデートにより、ユーザーの書き方の傾向を自動的に反映した下書きが生成されます。
展開スケジュールと対象プラン
展開は 2026 年 5 月 5 日から段階的に開始されており、全ユーザーへの表示まで 15 日以上かかる場合があります。
利用できるプランは以下の通りです。
- Workspace Business : Starter、Standard、Plus
- Workspace Enterprise : Starter、Standard、Plus
- コンシューマー向け : Google AI Plus、Pro、Ultra
- 教育向け : Google AI Pro for Education
記事執筆時点では、筆者の個人の Google アカウントや Google Workspace アカウントでの展開を確認することはできませんでした。








