Google、Gemini アプリへの広告導入の可能性を認める。1月の「計画なし」発言から一転

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Google Gemini アプリの新しいモバイルアプリアイコンの写真
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Google が 2026 年 4 月 30 日(現地時間)に開催した Q1 決算説明会において、これまで「計画なし」としていた Gemini アプリへの広告導入について、チーフ・ビジネス・オフィサー(CBO)の Philipp Schindler 氏が前向きな姿勢を示しました。

広告フリーを維持してきた Gemini アプリのあり方が今後変わる可能性があるものの、現時点では検討段階であるため、導入が決まったわけではありません。

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「前向き」に転じた Google の発言

Business Insider によると、Schindler 氏は、まず AI Mode(Google 検索の AI 搭載機能)での広告運用に注力するとしながらも、「AI Mode でうまく機能したフォーマットであれば、Gemini アプリへの移行も十分に成立すると考えている」と述べています。

一方で、「急ぐつもりはなく、計画ができた時点で改めて共有する」とも述べており、時期やフォーマットは現時点で未定です。

3 か月前の発言からの転換

2025 年 12 月、Google の広告担当 Global VP である Dan Taylor 氏は AdWeek の広告導入報道を否定し、「Gemini アプリに広告を導入する計画は現時点でない」と公式に発表しました。2026 年 1 月にも、Google DeepMind CEO の Demis Hassabis 氏がダボスの世界経済フォーラムで同じ立場を改めて表明しています。

今回の決算発言は、それからわずか 3 か月後のことであり、当時 Google が否定した AdWeek の「2026 年中の Gemini 広告導入計画」という報道内容と、結果的に一致する方向性が示されたことになります。

広告導入の背景

Schindler 氏は「Google がこれまで製品を数十億人規模に普及させてきた手段の一つが広告だった」とも説明しています。

また、「適切に実装された広告はユーザーにとって有益な商業情報になり得る」とも述べており、広告導入をユーザー体験の観点からも肯定的に位置づけています。

競合との兼ね合いも背景にあり、OpenAI がすでに無料版 ChatGPT への広告表示を開始しており、AI チャットボット市場全体で収益化の模索が進んでいます。

また Google は、Q1 時点で各種バンドルプランを含む有料プランの合計加入者数が 3 億 5,000 万人に達したと発表していますが、それでも広告収益化への方向転換が動き始めています。

現時点ではまだ変わらない

今回の発言はあくまで「オープンに検討している」という段階であり、現時点ではまだ変化はありません。

しかし、海外ではすでに検索の「AI による概要」で広告が表示され、「AI モード」でも広告表示のテストが行われていることから、Gemini でも同様に広告が表示されるようになる可能性は考えられます。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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