Google は 2026 年 4 月 15 日、開発者向けの最新ビルドとなる Android Canary 2604 をリリースしたことを発表しました。
ビルド番号は ZP11.260320.007 となっており、すでに Android Canary ビルドを利用している対象の Pixel デバイス向けに配信されています。
記事執筆時点で、筆者の Android Canary を実行する Pixel 9a にも OTA アップデートが展開されたことを確認しました。
Android Canary 2604 の概要と対象デバイス
Google がリリースした Android Canary 2604 は、開発者が最新の Android API をテストするための実験的なビルドです。
一般的な利用を想定したものではないため、動作が不安定であったり、デバイスの正常な動作に影響を与えるバグが含まれている可能性があります。また、Canary で導入された機能が必ずしも安定版の Android リリースに採用されるとは限りません。
対象となる Pixel デバイス
現在、Android Canary 2604 は以下のデバイス向けにシステムイメージが公開されています。
- Pixel 10 シリーズ(Pixel 10a、Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Fold)
- Pixel 9 シリーズ(Pixel 9a、Pixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Fold)
- Pixel 8 シリーズ(Pixel 8a、Pixel 8、Pixel 8 Pro)
- GSI(Generic System Image)
なお、Pixel 7a、Pixel 7 Pro、Pixel 7、Pixel 6a、Pixel 6 Pro、Pixel 6、Pixel Fold、および Pixel Tablet 向けのイメージは、後日リリースされる予定です。
継続的な OTA アップデートと注意点
Android Canary チャンネルは、開発者が 1 年を通じて新しいプラットフォーム機能を継続的にテストできるように設計されています。一度 Canary ビルドをフラッシュすると、月に 1 回程度の頻度で継続的に OTA アップデートを受信するようになります。
なお、筆者の Pixel 9a の場合、Android Canary 2604 のアップデート容量は 0.94GB となっていました。

Android Canary 2604 で確認できた変更点などについては、後ほど追記する予定です。
Android Canary チャンネルから抜け出し、Canary 以外のビルド(プレフィックスが ZP11 以外のもの)に戻す場合、デバイスのデータワイプ(初期化)が必要になるため、メインとして使用しているデバイスでのテストには十分な注意とバックアップが必要です。
最新の機能や API のテストを行う場合、開発者は報告された問題を IssueTracker で確認することが推奨されています。


