Google は 2026 年 4 月 3 日、Google Workspace における 1 月後半から 4 月の初めにかけて発表されたいくつかの新機能やアップデートをまとめた最新の「Workspace Drop」を公開しました。
発表されたアップデート内容には 、Google Vids における動画作成機能の大幅な強化や、Google Meet での Gemini の日本語サポートなど、日々の業務をよりスマートにする機能が含まれており、現在 Google Workspace ユーザーに向けて順次展開されています。
Google Vids の AI 動画作成機能が大幅に強化
Google Vids の表現力と利便性を高める複数の新機能が追加されました。
カスタムアバターとディレクション機能
昨年 12 月に発表された Veo 3.1 を搭載したアバター機能がアップデートされ、企業のアイデンティティや視聴者に合わせたカスタムアバターを作成できるようになりました。
服装や外見、背景を指定できるほか、アバターを特定のシーンに配置してオブジェクトと直接対話させることも可能です。Google AI Ultra または AI Ultra Access のユーザーは、月に 1,000 回の Veo 生成が利用可能となっており、日常的に動画コンテンツを作成するユーザーにとっても十分な枠が確保されています。
2D / 3D アニメ風アバターの追加
新たに 2D および 3D のアニメ風アバターが選択できるようになりました。プロジェクトの振り返りや、教育用コンテンツの作成などに活用できます。
AI アバターと AI ナレーションの多言語サポート拡大
AI アバターと AI ナレーションが、日本語を含む 7 つの言語(日本語、韓国語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語)に対応しました。これにより、日本のユーザーも日本語で動画コンテンツを作成しやすくなりました。
Chrome 拡張機能による画面録画機能
「Google Vids Screen Recorder」Chrome 拡張機能が追加され、ブラウザの任意のウィンドウから画面録画を開始できるようになりました。
Google Vids を開かずに拡張機能のツールバーから直接録画できるため、チュートリアル動画などを作成する際の手間を省くことができます。
Lyria 3 によるカスタム音楽の生成
音楽生成モデルの Lyria 3 および Lyria 3 Pro を活用し、動画の雰囲気に合わせたオリジナルの音楽を生成できるようになりました。約 30 秒の短いクリップから最長 3 分のトラックまで作成できるため、製品紹介のイントロやマーケティング動画の BGM として活用できます。
Gmail の「日程調整サポート」がグループの調整に対応
Gmail の「日程調整サポート」が、従来の 1 対 1 だけでなくグループでのスケジュール調整に対応しました。
Gemini が会議を設定しようとしていることを検知するとツールバーにボタンが表示され、参加者全員の都合が良い時間を提案します。
2 月のアップデートで追加されたカレンダーの再調整機能と合わせることで、日程調整の手間をより減らすことができます。
Google Meet の「Gemini に相談」が日本語に対応
Google Meet の「Gemini に相談」機能が、日本語を含む 7 言語に新たに対応しました。会議中に聞き逃した内容の確認やアクションアイテムの抽出などを、プライベートなチャットを通じて日本語で Gemini に質問できるようになります。会議の進行を妨げることなく必要な情報を確認できます。
Workspace アプリの Gemini サイドパネルで会話履歴が保存可能に
Gmail、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブ、Google チャットのサイドパネルにある Gemini で、会話履歴が利用できるようになりました。過去のやり取りを確認して作業を再開できるため、複数のアプリをまたいだ継続的な作業を行いやすくなります。
なお、チャット履歴は各アプリ内でユーザー本人のみに非公開で保持され、管理者は組織のポリシーに合わせてデータ管理を制御することが可能です。
まとめ
今回発表された Workspace Drop の新機能は、現在 Google Workspace ユーザー向けに順次展開されています。
Google Vids の機能追加や Chrome 拡張機能の提供、Google Meet における「Gemini に質問する」の日本語対応など、日々の業務で活用できるアップデートとなっています。


