Google は 2026 年 2 月 23 日(現地時間)、デスクトップ版(Windows / Mac / Linux)の Chrome ブラウザに向けて Chrome 145 の最新マイナーアップデートをリリースしました。
今回のアップデートでは、Media やグラフィックス関連の Tint など、深刻度「高」に分類される脆弱性 3 件が修正されています。
最新バージョンは Windows および Mac 向けが 145.0.7632.116 / 117、Linux 向けが 144.0.7559.116 となります。今後数日から数週間にかけて順次展開される予定です。
修正された脆弱性の内容
今回のアップデートに含まれる計 3 件のセキュリティ修正は、いずれも Google の基準で 4 段階のうち 2 番目に高い深刻度「High(高)」に分類されています。
公表された主な脆弱性は以下の通りです。
- [High] CVE-2026-3061: Media における境界外読み取り(Out of bounds read)
- [High] CVE-2026-3062: Tint における境界外読み取りおよび書き込み(Out of bounds read and write)
- [High] CVE-2026-3063: DevTools における不適切な実装(Inappropriate implementation)
これらの脆弱性は、メモリの不正な操作やプログラムの予期せぬ動作を引き起こす可能性があるものです。現時点でこれらが悪用されたという報告はありませんが、安全のために早めの適用が推奨されます。
なお、Google はユーザーの多くが修正版に更新するまで、脆弱性の詳細な技術情報の公開を制限する方針をとっています。
手動によるアップデート手順
Chrome ブラウザは通常、バックグラウンドで自動的に更新されますが、以下の手順で手動更新を確認し、すぐに適用することができます。
- Chrome ブラウザを開く
- 右上のメニューボタン [︙] をクリック
- [ヘルプ] > [Google Chrome について] を選択
- 自動的に更新の確認とダウンロードが始まります
- ダウンロード完了後、[再起動] ボタンをクリックして適用
先週(2 月 19 日)にも Chrome 145 のマイナーアップデートが配信されたばかりですが、今回も引き続き重要な修正が行われました。特に今回は Media や Tint といったグラフィックス・メディア関連、そして開発者ツールの DevTools といった幅広いコンポーネントが対象となっています。
なお、ChromeOS 145 安定版のメジャーアップデートは 2026 年 2 月 24 日が予定されており、まもなく展開される見込みです。


