Google、OpenClaw 経由の Antigravity 利用をブロック。アカウント停止の報告が相次ぐ

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Google Antigravity and OpenClaw
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Google Antigravity の機能を、OpenClaw や OpenCode といったサードパーティ製の AI コーディングツール経由で利用しているユーザーの間で、アカウントが利用停止される事例が報告されています。

先週ごろから、Google AI Pro や Ultra プランの有料ユーザーが OpenClaw 等を通じてアカウントを連携したところ、Antigravity へのアクセスが無効化される事態が発生しています。

Google ヘルプコミュニティReddit には、2 月 12 日から 14 日にかけて「403 PERMISSION_DENIED」エラーに関する報告が寄せられました。

事前の警告や猶予期間はなく、「利用規約違反のため、このアカウントではサービスが無効化されました」というメッセージが表示され、明確な異議申し立てのルートは確認されていません。

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原因は「悪意のある利用」によるサービス品質の低下

この問題の原因は、Google Antigravity のバックエンドがファーストパーティサービス向けに設計されていることにあります。外部ツールがプライベートな OAuth トークンを経由してリクエストを送信すると、Google のシステムが API 制限を回避する利用として検知する仕組みです。

Google の Varun Mohan 氏は X 上で、Antigravity バックエンドへの悪意あるリクエストが増加し、正規ユーザーのサービス品質が低下していると説明しています。

そのため、本来の意図とは異なる使い方をしているユーザーのアクセスを遮断する措置を実施したとしています。一方で、意図せず規約違反となったユーザーに対するアクセス回復の手段も検討されています。

AI コーディングツールの競争激化が影響か

今回の措置は、AI コーディングツール市場における対応の一環と考えられ、各 AI 開発企業がプレミアムモデルへアクセスする手段としてサードパーティツールが使われることを警戒し、制限を強める傾向にあります。

Anthropic は 1 月下旬に、Claude Code サブスクリプションを利用した外部ツールからのアクセスをブロックする措置を取ったこともありました。

一方で、OpenAI は OpenCode をホワイトリストへ登録し、OpenClaw の開発者である Peter Steinberger 氏を買収して自社に迎え入れるという動きを見せています。

ユーザーが取るべき対策

現在 OpenClaw などで Antigravity を使用しているユーザーは、アカウント停止を避けるため、利用の中止が推奨されます。

OpenClaw の開発者である Steinberger 氏は、今回の Google の対応を受けて、ツールから Antigravity のサポートを削除する意向を示し、ユーザーに注意を促しています。

外部の AI コーディングツールを利用する場合は、非公式な OAuth トークンの連携を避け、正式な API キーを使用することが基本とされています。

現状では、MiniMax や OpenAI の Codex など、公式にサポートされている代替サービスへの移行が安全な選択肢となります。Google Workspace の管理者も、組織内で非推奨ツールの連携が行われていないか確認することが求められます。

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尾村 真英
Technical Writer
HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。
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