現在、Google が各メーカーと開発を進めている Intel Panther Lake (PTL) を搭載した新しい Chromebook ですが、そのうちひとつの「Lapis」が ASUS のデバイスの可能性が高いことが明らかになりました。
これまでに「Ruby」が Lenovo、「Moonstone」が Acer になることが示唆されていますが、今回発見された「Lapis」は「Ruby」と同様にブート画面の OEM ロゴの指定から ASUS であることが確認できています。
ブート画面のロゴとこれまでの情報
Google は ChromeOS デバイスを起動させたときの画面(ブート画面)で、ChromeOS または Chromebook Plus のロゴを表示させますが、現在開発中のコードではメーカー (OEM) のロゴも表示するような設定になっています。

以前、開発中の「Ruby」が Lenovo のロゴを表示するようにコードの変更が加えられていましたが、今回の「Lapis」は ASUS のロゴを読み込むように変更されたことがコミット上から確認できました。

最初に「Lapis」を発見したときにも、バッテリーに ASUS の Zenbook や Chromebook Flip CX シリーズなどに採用されている CosMX の「C22N」の記述が含まれており、ASUS 製のデバイスになる可能性が高いと考えられていました。

また、これまでの開発状況から「Lapis」は次のような仕様を備えることが示されています。
- 14 インチクラス(テンキーレス)
- クラムシェルタイプ
- USB-C × 2
- USB-A × 1
- 65W 急速充電
- キーボードバックライトの搭載・非搭載モデルあり
- キーレイアウトからテンキーレスの 14 インチクラス
さらに「Lapis」の開発コード内には、これまで見ることのなかった Android Bringup や main-fw-android といった、Android メインラインからファームウェアを同期するといった記述が見られます。
これは、単に Android アプリが動くというレベルではなく、ハードウェアを動かす根幹部分(ファームウェア)から Android ベースへと切り替わっていることを示すと考えられます。
つまり、「Lapis」も「Ruby」や「Moonstone」と同様に、Google が進めている ChromeOS と Android の統合プロジェクト「Aluminium」との関連を強く示唆しています。
これで 3 つのメーカーが出揃う
今回、「Lapis」が ASUS の Chromebook であることが確認されたことで、Intel Panther Lake を搭載する Chromebook は ASUS、Lenovo、Acer という 3 つのメーカーからリリースされることがほぼ確実となりました。国内で展開している主要なメーカーは残すところ HP だけとなります。
現在開発が確認されている Panther Lake を搭載する Chromebook のうち、メーカーが不明なデバイスは「Felino」、「Flancka」、「Kinmen」となりました。これらのデバイスについては、以下の記事でもまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。


