Google が開発を進めている PC 向け Android (Android デスクトップモード / Aluminium) において、Gemini の統合機能に関する情報が新たに明らかになりました。
先月リークされた Android Desktop のインターフェース内でも、ステータスバーに Gemini のアイコンが表示されていることが確認されていましたが、9to5Google の Google アプリベータ版 (v17.5) の解析によれば、アイコンの常駐だけでなくキーボードショートカットによる起動もサポートすることが確認されました。
ステータスバーへの常駐とショートカット
解析されたコードによると、Android のデスクトップ環境において Gemini のアイコンは画面右上のステータスバーに常駐し、Wi-Fi やバッテリーアイコンと並んで配置されるようです。

これにより、ユーザーは作業中にいつでも画面右上のアイコンをクリックするだけでアシスタントを呼び出せるようになります。
また、マウス操作だけでなくキーボードショートカットによる起動もサポートされる記述が見つかっており、[Google キー] + [Space] の組み合わせで Gemini を起動できるようになるようです。
最新の Chromebook では専用の [G] ロゴキーが搭載されていますが、Android Desktop でも同様のショートカットが提供されることになります。
実際の挙動はまだ分からない
今回の記述は Google アプリのベータ版から発見されているため、デスクトップモードにおける Gemini の動作もスマートフォン版と同様に Google アプリが制御することになると考えられます。
現時点では、起動時にどのような表示になるか(オーバーレイ表示か、ウィンドウ表示か、あるいは Chrome ブラウザのサイドパネルのような形式か)までは判明していませんが、デスクトップという広い画面スペースを活かし、コンテキストを理解したマルチタスク支援機能になることが期待されます。
なお、現在の Chromebook では [G] ロゴキーを押すとランチャーが呼び出され、[G (ランチャー)] + [スペース]の場合は AI 機能でも Gemini ではなくデフォルトで「かこって検索」が呼び出されます。
このことから、Android の電源ボタン長押しで呼び出したときのような Gemini オーバーレイになる可能性は十分に考えられます。
ちなみに、以前の Google アシスタントは [ランチャー] + [a] で呼び出すこともできましたが、現在はこのショートカットは未割り当てとなっています。
ただし、どちらも ChromeOS の「キーショートカット」から変更することが可能です。
まとめ
これらはあくまでアプリ内部のコードから発見された開発中の機能であり、Google が正式にリリースするかどうかは不明です。
しかし、Android を PC ライクに使うデスクトップモードの開発において、ChromeOS との統合も意識されていることから、Gemini との統合が重要な要素として進められていることは間違いなさそうです。


