開発中の Intel Panther Lake 搭載 Chromebook「Ruby」は Lenovo 製と判明

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先日、MediaTek プロセッサを搭載するタブレットタイプの Chromebook「Sapphire」が Lenovo によって開発されている可能性が高いことをお伝えしましたが、これに続き、Intel Panther Lake プロセッサを搭載する別の開発コード「Ruby」も Lenovo が開発していることが確実となりました。

Chrome Unboxed が報告したコミットの内容と、当サイトが以前から追跡していた情報を合わせると、「Ruby」は次世代のハイエンド Chromebook としてかなり重要な位置づけになる可能性が見えてきました。

目次

LCFC とブートロゴにより Lenovo 製であることが確定

今回、Chromium Gerrit 上で発見された「Ruby」に関するコミットにおいて、開発者のメールアドレスに「@lcfc」が含まれていることが確認されました。

LCFC(Hefei Lianbao)は Lenovo の主要な製造部門であり、Chromebook の開発ボードにおいて LCFC のエンジニアが主導している場合、それはほぼ間違いなく Lenovo 製品であることを示しています。

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さらに決定的な証拠として、coreboot の設定ファイルに関するコミットの中で、「Ruby」の起動画面に「Lenovo ロゴ」を追加する記述が見つかっています。これにより、「Sapphire」だけでなく「Ruby」も Lenovo が開発していることは確定と言えます。

Chromium Gerrit

Intel Panther Lake と LED ライトバー

「Ruby」に関しては、これまでの情報から Intel の次世代プロセッサである「Panther Lake」を搭載することが判明しています。

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そのため、「Ruby」は処理性能を重視したクラムシェル、あるいは MacBook Pro のようなワークステーション寄りのハイエンドモデルになると予想されます。

また、「Sapphire」と同様に LED ライトバーを搭載していることや 14 インチ以上のデバイスになること、2 つの USB-C と 1 つの USB-A を備えていることは昨年 10 月末時点で HelenTech でも発見しています。

まとめ

現時点では、「Ruby」がどのような Chromebook になるかはまだ分かりませんが、Lenovo が省電力・高性能・ARM・タブレットの「Sapphire」とさらに高性能・高機能・Intel の「Ruby」という 2 つの柱で、次世代の Chromebook を開発していることは確かです。

また、これらのデバイスは Google の進める「Aluminium」プロジェクト(Android ベースの新しい ChromeOS への移行計画)の一環であるとも考えられますが、こちらもまだ詳しいことは明らかにされていないため、今後の進展に期待です。

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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