2026 年 1 月初めに米国で開催された CES 2026 では、HP、Lenovo、ASUS の 3 社から新しい Chromebook / Chromebook Plus が発表されました。
一部モデルは従来モデルからのマイナーアップデートとなりますが、内部的には大幅にアップグレードされるなど、期待できるモデルが複数発表されています。
この記事では、CES 2026 で発表された各メーカーの Chromebook について紹介していきます。
HP : 16:10 画面を採用した 14 インチモデル
HP からは、14 インチのクラムシェルとコンバーチブル、それぞれ Chromebook と Chromebook Plus の合計 4 機種が発表されました。
クラムシェルタイプ
新しい HP Chromebook 14 および HP Chromebook Plus 14 はクラムシェルタイプの Chromebook で、ディスプレイサイズが従来の 16:9 から 16:10 へと拡大し 1,920×1,200 解像度になりました。どちらも 14 インチで最大輝度は 300nits、オプションでタッチ操作に対応します。
デザインやポートを含む外装は共通しており、どちらも USB-C と USB-A がそれぞれ 1 つずつ搭載されています。主な違いをまとめると、次のとおりです。
| Chromebook 14 | Chromebook 14 Plus | |
|---|---|---|
| CPU | N150 / N250 | Core 3 N355 |
| RAM | 4GB / 8GB | 8GB |
| 内部ストレージ | 64GB eMMC128GB / 256GB UFS256GB PCIe SSD | 128GB UFS256GB / 512GB PCIe SSD |
Chromebook Plus はより高い性能を備えた Core 3 N355 と標準で 8GB RAM を搭載しますが、通常モデルは N150 / 4GB RAM / 64GB eMMC ストレージからスタートします。
コンバーチブルタイプ
もう一つの HP Chromebook x360 14 と HP Chromebook Plus x360 14 はコンバーチブルタイプの Chromebook です。
こちらもディスプレイがアスペクト比 16:10 の 1,920×1,200 に変更されています。また、Plus x360 14 のみオプションの USI スタイラスペンに対応しています。
スタンダードモデルと Plus モデルの違いは次のとおり。
| Chromebook x360 14 | Chromebook Plus x360 14 | |
|---|---|---|
| CPU | N150 / N250 | Core 3 N355 |
| RAM | 4GB / 8GB | 8GB |
| 内部ストレージ | 64GB eMMC128GB / 256GB UFS256GB PCIe SSD | 128GB UFS256GB / 512GB PCIe SSD |
| その他 | USI ペン非対応 | USI ペン対応 |
こちらのモデルもデザインやポートは共通していますが、クラムシェルタイプとは異なり、USB-C が 2 つ、USB-A ポートが 1 つという構成になっています。
どちらも 2026 年 2 月から米国で販売を開始する予定です。
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Lenovo : テンキー付き 15.3 インチ Chromebook Plus
Lenovo からは、新しい「Lenovo Chromebook Plus i (15″, 10)」が発表されました。
このモデルは、アスペクト比 16:10 の 15.3 インチディスプレイを搭載し、テンキーを備えた大型の Chromebook Plus です。ベースの構成は 60Hz / 非タッチですが、オプションで 120Hz / タッチ対応モデルもあります。
CPU は Intel Core 3 N355、8GB RAM を搭載し、ストレージは 128GB または 256GB UFS を選択できます。
このモデルは 2026 年第 2 四半期に発売が予定されており、価格は 469.99 ドル(約 7.4 万円)からとなっています。
ASUS : Kompanio 540 搭載の 3 機種
ASUS からは、MediaTek の新チップ Kopmanio 540 を搭載する 3 つの Chromebook が発表されました。
3つのモデルのうち一つは、日本でも人気の高いタブレットタイプ「CM30 Detachable」の後継機種となる「ASUS Chromebook CM32 Detachable」です。
新しいモデルは 120Hz / 12.1 インチ / 2,560×1,600 解像度ディスプレイを採用し、オプションで磁気式ワイヤレス充電対応 USI ペンにも対応します。本体自体も MIL-STD 810H に準拠した堅牢性を備え、一般ユーザーだけでなく教育機関でも使いやすくなりました。
残る 2 つは、14 インチの「Chromebook CM14」と 15.6 インチの「Chromebook CM15」で、サイズ以外は共通した仕様を備えています。
例えば、1,920×1,080 解像度の広視野角ディスプレイ、最大 8GB RAM と最大 128GB ストレージ、2 つの USB-C と 1 つの USB-A、HDMI、MIL-STD 810H 準拠の堅牢性などです。また、工具不要のラッチングバッテリーシステムを採用しています。
これら 3 つのモデルについて、発売時期や価格については明らかにされていません。日本での投入も不明ですが、それぞれ前世代がリリースされているため期待ができます。
まとめ
CES 2026 では、HP、Lenovo、ASUS から新しいモデルの投入がありました。
現時点では、どのモデルも日本でのリリースについて公式に言及されていませんが、少なくとも HP と ASUS のモデルは前世代が発売されているため、リリースの可能性は高いと考えられます。もしリリースされるとしても、海外での発売が 2 月以降なので日本はそれよりも後の発売になると予想されます。
どのモデルも順当なアップグレードとなっていますが、とくに「ASUS Chromebook CM32 Detachable」は日本でも人気があったモデルの後継となるため、リリースに期待です。


