iPhone 向けの物理キーボード一体型ケースを手掛ける Clicks が、特定の機種に依存しない新しいスタイルのキーボード「Clicks Power Keyboard」を発表しました。
これまでのケース一体型とは異なり、MagSafe や Qi2 規格を利用してスマートフォンの背面にマグネットで吸着させ、さらにモバイルバッテリーとしても機能することが特長です。
機種を選ばず使えるマグネット吸着タイプへ
新しい「Clicks Power Keyboard」は、マグネットで吸着させた本体から物理キーボード部分をスライドさせて使用する構造を採用しています。
これまでは iPhone や Pixel デバイス、一部の Android デバイス向けの専用キーボードケースのみとなっていましたが、今回の「Power Keyboard」は背面にマグネット(MagSafe 対応またはマグネットリング)があれば、Pixel 10 シリーズをはじめ対応ケースを装着する Galaxy S25 シリーズなどでも利用可能になります。

また、接続方式は USB-C や Lightning 端子による物理接続から Bluetooth 接続に変更され、スマートフォンだけでなく、タブレットやスマートテレビなど、Bluetooth キーボードに対応したデバイスであれば入力デバイスとして機能します。
バッテリー内蔵で給電も可能
さらに、このデバイスは 2,150mAh のバッテリーを内蔵しており、モバイルバッテリーとしての機能を備えています。5W の Qi2 ワイヤレス充電に対応しており、装着中にスマートフォンへ給電することが可能です。
バッテリー容量はスマートフォンのフル充電には不足するサイズですが、キーボードを使用しながら本体のバッテリー消費を抑える目的や、緊急時の予備電源として使うことができます。
また、キーボード自体の駆動電力もこの内蔵バッテリーから供給されるため、スマホ側のバッテリーを消費せずにBluetoothキーボードを利用できる設計となっています。
本体のサイズは、119.7 × 76.6 × 15.2 mm、重さは 180 g となっています。
画面領域の確保とショートカット活用
キーボードの仕様については、画面上のソフトウェアキーボードを表示させる必要がなくなるため、画面の表示領域を広く確保できます。
また、iOS や Android でサポートされている一般的なキーボードショートカットも利用可能で、ホーム画面への移動やアプリの切り替え、スクロール操作などがキーボードのみで行えます。
スライド機構は複数の位置で固定できるよう調整されており、標準的なサイズのスマートフォンから大型モデルまで、端末サイズに合わせてキーボードを引き出す長さを調整できます。
スマートフォンを横向き(ランドスケープモード)にして使用することも可能で、表計算ソフトの操作やドキュメント作成時にも対応します。
価格と発売時期
価格については、正式リリース時に 109 ドル(約16,000円前後)となる予定ですが、現在はプレオーダー価格として 79 ドル(12,600 円)で注文が可能になっています。出荷は 2026 年春の予定です。

記事執筆時点では、日本への直送にも対応しており、送料は無料となっているようです。さっそく筆者は注文してみました。


