Google が Windows 向けの「Quick Share」アプリをアップデートし、デザインを刷新しました。
新しいバージョンでは、Android 版に続いて「Material 3 Expressive」デザインを取り入れた設定メニューが導入されています。
Windows 版 Quick Share に新デザインが適用開始
今回の変更は、Windows 版 Quick Share アプリのバージョン 1.0.2351.1 で確認されています。
設定画面では、デバイス名や共有範囲などの項目がカード状にグループ化され、項目ごとに仕切り線が追加されるなど、より視認性の高い構成へと変わりました。
共有セクションも整理され、「ファイルを共有できる相手」という見出しが追加されるなど、直感的に操作できる構造になっています。


なお、この新しい UI は段階的に展開されており、同バージョンを使用していてもまだ反映されていないユーザーもいるようです。
記事執筆時点では、筆者の Windows 環境では変更を確認することができませんでした。
Android 版に続く刷新。送受信タブは非採用
Google は数か月前、Android 版 Quick Share でも大規模な UI 改善を実施しており、送信と受信の画面を分けるタブ形式を採用しました。
ただし、Windows 版の新デザインではこの形式は導入されておらず、従来どおりシンプルなメニュー構成が維持されています。
Quick Share は、Android スマートフォン間でのファイル共有に加え、Chromebook や Windows PC 間でも高速かつシームレスな転送を可能にする Google のクロスプラットフォーム共有サービスです。今後のアップデートでは、Android 版との機能統一やレイアウト調整が進む可能性もあります。


