2020 年の登場以来、大きなデザイン変更がなかった Google TV のホーム画面が、刷新される可能性が出てきました。現在、一部のユーザーを対象に新しいデザインのテストが行われており、主にナビゲーションバーの操作性が変更されています。
ナビゲーションバーとプロフィールメニューが変更
今回の変更は、Google TV Home アプリのサーバーサイドアップデートによって提供されているようです。9to5Google が報じた内容によると、主な変更点は画面上部のナビゲーションバーと、左端のプロフィールアイコンの動作です。
ナビゲーションバーの刷新
これまでのホーム画面上部にあった「おすすめ」、「ライブ」、「アプリ」、「ライブラリ」というタブ構成が見直されます。
新しいデザインでは「ライブラリ」タブが削除され、「おすすめ」タブはよりシンプルな「ホーム」という名称に変更されます。そして「ライブ」と「アプリ」タブは「検索」ボタンとともに、角の丸いピル形状のボックスにまとめられます。
また、画面右側にあった「設定」と「スクリーンセーバー」のボタンも、別のボックスにまとめられ、より整理された印象を与えます。
プロフィールメニューへの機能集約
もう一つの大きな変更点として、画面左端にあるプロフィールアイコンの機能が拡張されます。
このアイコンを選択するとドロップダウンメニューが表示され、プロフィールの切り替えに加えて、「ウォッチリスト」「ライブラリ」「お使いのサービス」「コンテンツの設定」といった項目にアクセスできるようになります。これまで設定メニューの奥にあった項目が集約されたことで、各種設定へのアクセスがより直感的になりました。
展開状況
この新しいデザインは、Google TV Home のバージョン v1.0.806977084 上で確認されていますが、まだ一部のユーザーに限定したテスト段階のようです。
HelenTech でも Google TV デバイスで確認してみましたが、従来のホーム画面のデザインのままとなっていました。
Google TV は 2020 年の登場以降、アイコン形状の変更などの小規模なアップデートはありましたが、本格的なデザイン刷新は今回が初めてとなります。今後、テストを経てより広範囲のユーザーに展開されることが期待されます。
出典: 9to5Google
