Nothing は、最新スマートフォン「Nothing Phone (3)」向けに、Nothing OS V3.5 (バージョン: 250801-1847) の配信を開始したことを発表しました。
このアップデートでは、特徴的な Glyph Interface の改善、AI を活用したズーム機能を含むカメラ性能の強化、システム全体の安定性向上や複数のバグ修正が行われています。
なお、アップデートはすべてのユーザーに同時に提供されるわけではなく、問題が発生しないことを確認しながら段階的に展開される予定です。
今回のアップデート内容
今回のアップデートに含まれる主な変更点は以下の通りです。
- Glyph Interface:
- Glyph Mirror toy での撮影時に、Glyph Matrix スタイルの写真も保存されるようになりました。
- ジェネレーティブモードで着信音が「クラシック」に設定される問題を解決しました。
- データ転送後に着信音のモード選択が正しくなくなる問題を解決しました。
- Telegram の通話受信時における Glyph Interface の応答に関するバグを修正しました。
- カメラの機能強化:
- 20 倍から 30 倍のズームにおいて、AI 超解像ズームに対応しました。
- 連続撮影後のシャッターレスポンスが向上しました。
- オートフォーカスと色の正確性を最適化しました。
- 全般的な改善とバグ修正:
- アプリドロワーと検索設定ページに、デフォルト検索エンジンのオプションが表示されない場合がある問題を修正しました。
- ユニバーサル検索で 2 文字目が欠落する問題を修正しました。
- Essential Notification の境界線 UI を改善しました。
- 複製した WhatsApp アプリで PDF ファイルが開けない問題を解決しました。
- Snapchat のリフレッシュレートを改善し、よりスムーズな操作性を実現しました。
- ギャラリーで 4K 60FPS の動画を再生する際のカクつきを修正しました。
- 明るさの自動調整 (Adaptive Brightness) を強化し、画面の明るさの移行がよりスムーズになりました。
- 一部のサードパーティ製充電器を使用する際に、時折充電が切断される問題を修正しました。
- システム全体の安定性が向上しました。
- 一部の文言を改善しました。
まとめ
今回の Nothing Phone (3) へのアップデートは、カメラのズーム性能 Glyph Interface に関する修正、システム全体の安定性向上が行われました。
現時点では日本で Nothing Phone (3) は販売されていませんが、8 月 20 日に「日本初登場となる新製品を先行発売」と予告されているように、まもなく Phone (3) の投入が期待されます。