以前から報告されていましたが、Google はメモアプリ「Google Keep」に、新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」を適用するアップデートの展開を開始しました。この変更により、検索バーやツールバーなど、アプリの主要な UI 要素が更新され、よりモダンな外観になります。
このアップデートは、Google Keep アプリバージョン 5.25.252.00.90 で一部のユーザーに対して展開が始まっていますが、まだ広く利用できるわけではありません。今後、数日間でより多くのユーザーに提供されるとみられます。
Material 3 Expressive による主な変更点
今回の再設計では、アプリの見た目が大きく変わります。主な変更点は以下の通りです。
- 検索バーとフィルター:
- 検索バーは、これまでよりも少し背が高く、幅が狭いデザインに変更されました。これに伴い、アカウント切り替えやハンバーガーメニューのボタンは検索バーの外に移動しています。
- 検索バー内のテキストも「メモを検索」から「Keep を検索」という、よりシンプルな表現に更新されました。検索フィルターのチップ形状も新しくなっています。
- ツールバーとアイコン:
- 下部のツールバーや編集画面上部のボタンのデザインも変更されました。各アイコンはより大きく表示され、角の丸い背景が追加されています。これにより、各機能が視覚的により区別しやすくなりました。
- メモ内の画像プレビュー: メモに追加された画像のプレビュー表示も更新されています。画像の左右にマージンが設けられ、角が丸くなるように変更が加えられました。

まとめ
これらの変更は軽微なものですが、Google Keep にとって、Android の新しいデザイン言語に沿った、より現代的で統一感のある見た目となります。
Google はここ数週間で、Gmail、Google ウォレット、Google 電話アプリなど、他のアプリにも同様の Material 3 Expressive デザインを適用しており、Google Keep のアップデートもその一環です。今後、他の Google アプリにも同様の変更が展開されていくことが予想されます。