Google の対話型 AI である Gemini Live は、今年 5 月に Google マップ、カレンダー、Keep、Todo リストといった一部のアプリと連携する拡張機能の第一弾を展開すると発表し、先週から一部のユーザーで利用可能になり始めています。
今回、Android Authority と AssembleDebug 氏によって、現在開発中とされる多くのアプリの拡張機能のリストが発見されました。
新たな拡張機能リストが明らかに
この情報は、Google アプリの最新ベータ版 (16.25.44.sa.arm64) の APK 解析によって明らかになったものです。解析の結果、現在開発中とみられる、以下のような多岐にわたるアプリの拡張機能リストが発見されました。これには、既に対応が始まっている Google マップやカレンダーなども含まれています。

YouTube Music や Spotify も対象か
このリストには、YouTube Music や Spotify といった、すでに通常の Gemini では利用可能な拡張機能も含まれています。このことから、Google は既存の Gemini 拡張機能を Gemini Live にも対応させることで、両サービスの機能的な同等性を目指していると推測されます。
この連携が実現すれば、ユーザーは Gemini Live との会話を通じて、音楽の再生やプレイリストの操作などを、よりシームレスに行えるようになることが期待できます。
まとめ
Android Authority によると、現在有効化できるのは発表済みの 4 つの拡張機能のみで、今回新たに見つかったリスト上の他の機能はまだ利用できない状態とのことです。
APK 解析で発見された機能は、あくまで開発中のものであり、将来的に必ずしも一般公開されるとは限りません。しかし、今回の発見は Google が Gemini Live のアプリ連携を大幅に拡大しようとしている強い意図を示唆しており、今後の正式リリースに期待です。