ASUS JAPAN は 2025 年 6 月 4 日、日本国内向けにテンキー付き 15.6 インチの新モデル「ASUS Chromebook CX15 (CX1505CKA)」を発表しました。
このモデルは今年 4 月にグローバルで発表されており、日本では 2021 年から販売されている「ASUS Chromebook CX1 (CX1500)」の実質的なマイナーチェンジモデルとなります。
なお、先に兄弟機となる 14 インチの「ASUS Chromebook CX14 (CX1405)」もリリースされています。
ASUS Chromebook CX15 (CX1505CKA) の主な特長と仕様
ASUS Chromebook CX15 (CX1505CKA) は、15.6インチ 1,920×1,080 解像度のノングレアディスプレイ、テンキー付き(日本語配列)の大型モデルとなります。また、外装は「CX14 CX1405」と同様に「和紙にインスピレーションを得た質感」を採用しています。




CPU は前モデルと同様に Celeron N4500 を採用、4GB または 8GB RAM を選択でき、ストレージは 64GB eMMC を搭載します。
パフォーマンスの面ではエントリークラスとなりますが、以前「ASUS Chromebook CX14 CX1405」のレビューでお伝えしているように、比較的ライトな作業が中心で、ブラウザベースで高負荷なマルチタスクをしなければ十分実用的な性能です。
ポートは USB-C と USB-A がそれぞれ 1 つずつ、HDMI ポート、3.5mm オーディオジャックが搭載、Wi-Fi 6 と Bluetooth 5.3 のサポート、プライバシーシャッター付き 720p Web カメラ などを備えています。
本体は MIL-STD 810H に準拠した堅牢性を備えており、サイズは 359.5 × 232.2 × 20.1mm で、重さは約 1.59kg です。持ち運びというよりも据え置きで使う向きのサイズ感です。
価格と特典
日本で販売される ASUS Chromebook CX15 (CX1505CKA) は、RAM 容量の違いのみで 2 モデルが用意されています。それぞれの価格は次のとおりです。
- 4GB RAM モデル: 45,800 円
- 8GB RAM モデル: 49,800 円
なお、記事執筆時点(2025 年 6 月 4 日)では、このモデルを購入すると以下の特典を利用することができます。
- Google One AI プレミアム (3か月利用権)
- Gemini Advancedによる最新機能の優先利用
- 2TBのクラウドストレージ
- Gemini in Gmail、Gemini in Google ドキュメントなどの連携機能
- (通常 8,700 円相当。無料期間終了後は月額 2,900 円。詳細は g.co/chromebook/ai-premium-offer 参照)
- YouTube Premium (3か月利用権)
- 広告なしでの動画・音楽再生
- (新規ユーザーのみ対象。利用規約あり。期間限定)
ASUS Chromebook CX15 (CX1505CKA) のスペックは以下のとおり。
スペックシート
Chromebook CX15 (CX1505CKA) | |
---|---|
ディスプレイ | 15.6インチ 1,920×1,080 NTSC 45% TN / AG / 250nits |
CPU | Intel Celeron N4500 |
メモリ | 4GB 8GB ※ LPDDR4X |
内部ストレージ | 64GB eMMC |
外部ストレージ | – |
ポート | USB-C (3.2 Gen 1) ×1 USB-A (3.2 Gen 1) ×1 HDMI 1.4b ×1 3.5mm Combo audio |
Web カメラ | HD または FHD カメラシャッター付き |
ネットワーク | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.3 |
バッテリー駆動時間 | 42Wh (最大10時間) |
その他 | MIL-STD 810H 2W ステレオスピーカー テンキー |
サイズ | 359.5 × 232.2 × 20.1mm |
重さ | 1.59kg |
まとめ
前世代からのマイナーチェンジですが、実質的にはほぼ同一のモデルのため、パフォーマンスの面では大きな変更点はありません。
しかし、CX1 CX1500 の重さが約 1.8kg だったことに対して、新しい CX15 CX1505 は少しだけ軽くなったというメリットがあり、8GB RAM は少しだけ価格が安くなりました。一方で USB-C / A ポートの数が減ってしまったというデメリットもあるため、少し悩ましいですね。
現在、ASUS 公式ストアや Amazon.co.jp などでも販売を開始していますので、興味のある方はチェックしてみてください。

