以前報告されていたように、Android 16 QPR1 Beta 1 のリリースに伴い、設定アプリのデザインが大幅に刷新され、よりカラフルなものになりました。
この変更は、Google I/O 2025 でサプライズリリースされた Android 16 QPR1 のデザインシフトの根幹をなすものであり、新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」に基づいています。
Material 3 Expressive によるデザイン変更
Android 16 QPR1 Beta 1 の設定アプリは、これまでのグレーを基調としたデザインから一新され、各カテゴリに異なる色のアイコンが割り当てられました。これにより、アプリ全体がライトモード・ダークモードのどちらでも明るく見えるようになりました。
Android 16 QPR1 では、「Material 3 Expressive」という新しいデザイン言語が採用されており、ロック画面など全体的な外観が変更されています。設定アプリのカラフルな変更も、この新しいデザイン言語に沿ったものです。
設定アプリ内の各カテゴリには、それぞれ異なるパステルカラーが採用されています。いくつかの類似カテゴリでは同じ色合いが共有されていますが、アプリ全体の印象は従来のものとは大きく異なります。
以下は筆者の Google Pixel 9 Pro で適用されている、実際の設定アプリの画面のスクリーンショットです。


ただ、なぜこのような色分けになっているのかは不明です。
機能的な変更なし
今回の設定アプリの変更は、主にデザイン面のものであり、機能的な変更は特に報告されていません。Android 16 QPR1 で行われている OS 全体の再設計に合わせて、アプリがより明るく、モダンな雰囲気なりました。
なお、設定アプリのトップページだけでなく、そのほかの設定画面に表示されるボタンやアイコンなども微調整が行われており、Material 3 Expressive によるデザインの刷新はほぼ全体で適用されています。
出典: 9to5Google